めっちゃ長くなっちゃったけど、とにかく自由に生きていいという思し召し。
お疲れ様です。
少し前に、
迷えるアラサーだから、もういっそのこと占ってもらおうかな~
的なことを申していたのですが、
とうとう占いデビューしました。
……この言い方だと、私が占いスキルを手に入れたみたいにも聞こえますね。
誤解でございます。
占い師さんに占ってもらった、ということです。
友人に付き合ってもらって、名古屋にある占いの館に行きました。
職場に占い好きの方がけっこういらっしゃって、色々と話を伺っていたので、知らない間に占いへのハードルが下がっていたようにも思います。
エレベーターで地下に運ばれる私たち。
窓から差し込む光がなくなり、代わりに私たちを迎えたのは紫色の世界だった。
有名な占い師の方がいらっしゃるとのことでしたが、ど素人の私たちは予約などはしませんでした。
本当にその占い師さんに見てもらいたい人のために、その占い師さんの時間があればいいなと思ったりして。
とはいえ、受付カウンターにはその有名な占い師さんの予約はいっぱいです、というご注意が掲げられていたので、この行動に意味はなかったのかもしれませんが。
友人が「先にどうぞ」と言ってくれたので、同じ占い師の先生に順番に見ていただくことになりました。
何か具体的に見てほしいことはあるか、と聞かれる。
「はい、この先、人を好きになれるかが気になって来ました(笑)」
もはや人生相談。
結論から申し上げますと、先生曰く、「好きになりますよ」とのことです。
やったー!!!
いや、やったー!!!、っていうか、
嬉しい、というよりも、断言されると元気をもらえる不思議。
出会いがあるそうです。
私が見てもらった先生は『数秘術』という方法で占いをしてるらしい。
名前が持つ数字とか誕生日とか、そういう数字から見ていくらしく、電卓が机の上には置いてあった。
計算の仕方はさっぱり分からなかったので、参考になりそうなサイトのリンクを張っておきます。レッツ数秘術。
私の数字は『6』だそうで、色んなことに順応できるが頑固、なんだそう。自分でこうと決めたら、それを曲げるのが嫌だとかで、まぁ、心当たりはめちゃくちゃある。
占いをやってもらっていて面白かったのが、全く自分に当てはまらないなと思う部分はありつつ、その中でどうかなー、当たってるのかなー、という曖昧なことに関しては、自然に「アレのことかな」と心当たりを探している感覚があったこと。
他に『5』が多くあったり、『9』があったりする、と言われたけど、やっぱりどうやってその数字を導き出したのかは謎です。
数字だけではなく、名前の漢字からも見てもらいました。
私の名前に使われている漢字から、『自由に動かないとダメな人』みたいなことも言われました。
人類みな自由に動いていいと思っていたので、わざわざそれを口に出すということは、私にとって『自由に動く』ということが、もうものすごく大事なんだろうなと解釈しました。
実家から遠くに行くのもいいらしい。
今のところその予定はありませんが、いつ何処に引っ越すことになるか分からんでなぁ、と常に思っている私は、そうせざるを得なくなった時のフットワークはかなり軽いのではないか、とは思っている。
海外とかも、と言われたけど、新型ウイルス感染の問題もあるし、それは難しそう。その問題がなくても、海外には行くつもりないけど。
その「あなたは自由に……」のくだりで、とても興味深いことを先生が仰っていた。
先生の「例えばだけど……」という前置きには、これから怖いことを言うけれど、例えばの話だから嫌な気持ちにならないでね、という心遣いのようなものが感じられた。
「一つのところに留まっているのはあんまり、例えばだけど、そうね、この会社に骨を埋めようとか思うと、会社が倒産したりとか」
んっふふふ。
つい笑いが零れる。
「ふふ、それはもう済ませてます」
「済ませてるの????」
はい、済ませてました。
一つのところに居続けようとすると外的要因も含め、何らかの理由でそこから離れざるを得なくなるかもしれない、と言われたので、もしかしたら元職場の倒産は私の運命のせいかもしれない、ということが判明する。
申し訳ない。
とにかく私は来年の秋ごろから再来年にかけて、何か出来事があるらしい。
あと、「あなたは直感というか、感覚的に人を好きになるタイプ」と言われたので、それが本当だとしたら今やり取りをしている人、もしかしたら今後好きになるかもしれんしー、と思っていたが、待てども待てどもそういうことにはならないかもしれない(笑)
じわじわ好きになるタイプではないそうです。
申し訳ない。
先生は、石にも聞いてみるわね、と言って、複数の石を両手で包みこんで、額の辺りまで持ってくると、何かを念じるようにじっとした後で、机の上にそれらをパッと落とした。
机の上には布が敷いてあって、それには図形が描かれている。
正円の左右に三日月、中に星のマーク。どこにどの石が落ちたかで、私の恋愛について占うらしい。
一つひとつの石には意味があって、例えば『自分』を指す石、『愛』『男性』『女性』『母親・母性・慈愛』『しがらみ』『言葉・コミュニケーション』『約束』、あとは聞いてない。『時間』とかもあった気がする。
時間制限もあるので、重要なところだけを教えてくださることになっているんだと思う。
正円の外に飛び出た石に関しては、今は考えなくてもいい、ということらしいのだが、一つだけ石が飛び出していた。
赤褐色の石だった。
「この石はなんですか?」
「それ、『男性』を表す石ね」
考えなくていいって言われたら、私、考えないよ?????
喜んで、やったー!! って言って、考えないよ??????
『自分』を指す石の近くに『愛』。
私、自分のこと大好きだもんね。
そして『愛』を挟むように『自分』の反対側にあったのは『女性』の石。
「もしかしたらお相手は『女性』かもしれないね」
「え、それはそれで凄く楽しみです」
「???その気持ちがもう答えじゃない?????」
先生wwwwwwwwwwwwww
確かにそうかもwwwwwwwwwwwww
というわけで、もし先生の占いが当たっていたら、
来年の秋ごろから再来年にかけて女性を好きになります。
ちょっと楽しみじゃない??
ワクワクします。
友人に占いの結果を伝えつつ
「というわけだから、来年から再来年のあたりで、可愛い彼女が出来る予定だから!!」
と宣言したら
「紹介してくれよな!!!!」
と言ってもらえました。可愛い彼女、楽しみです。
(後日、出会いがあるだけで「恋が成就する」と言われたわけじゃないんだった、と思い出して、勇み足が過ぎたなと落ち着きを取り戻す)
占いが始まったときに押されたタイマーが終わりの時間を知らせる。
そんな長い時間じゃなかったと思うんだけど、面白い体験をしました。
タイマーが鳴った後で、じゃあ最後に、と裏を向いた複数のカードを差し出された。
「何か特定の願いがあれば、それを思い浮かべながら一枚引いてください、なければ今の自分に必要なものを教えてほしいと思いながら引いてください」
引く。
なんか龍のカード。
簡単に言えば、『人に頼りなさい』ということが書いてあるカードだった。
やりたくないことは積極的にやらない私なので、人に頼らないといけないようなことはやっていないつもりである。
心当たりがない、と言うと、たぶん気が付いていないだけで無理をしていることがあるんだと思う、と言われた。
まぁ、家事はいつも面倒に思いながらやってるけど……。
ご飯も美味しいもの食べたいし……。
金に物を言わせれば、業者に頼ることはできるな……。
でもお金がかかるな……。
ということを言ったら、貴方はお金を作り出せる人だから大丈夫よ、と言われました。
この日一番の安心感(笑)
お金に困らないって当たり前じゃないから、そうだと良いなと思う。
ちなみに先生が使われていたカードはこちらでした。
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幸せと豊かさへの扉を開く龍神カード
著者:大杉日香理 出版社:河出書房新社
ISBNコード:9784309231020
あっ、先生、これ私、棚に並べたことあります!って思いながら見てました。
自分が引いたカードは本当はそのまま手元に持っておくといいんだそうで。ミニサイズもあるのよ、と言われました。
ミニサイズは並べたことありません、先生。
誰でも手に入れられるカードだけど、誰でも先生のように力を持って使う事ができるのでしょうか。
それとも先生が所持することでパワーを発揮するのでしょうか。
とにかく楽しい時間でした。
占いにハマる人の気持ちが少しわかりました。
人生の選択すべてを占いに頼る、というのは怖くて考えてしまう所ですが、自分がどうしたいか考えて、でももう一歩誰かの言葉が欲しいな、背中を押してほしいな、というときに占い師さんに見てもらう、というのは有りかもしれません。
もし占ってもらった結果、自分がやりたいことと真反対のことを言われて、ううん、と悩んでしまうなら、まだ考える余地があることなんだと思うし、それで「じゃあ止めよう」と思えるならそれくらいのことなんだろうし。
職場の占い好きの方に、結果と共にどんな感じだったのか伝えたところ、時間や料金設定など、良心的でいいねと言われました。占い初心者にとっていいところに行けたのかもしれません。
楽しかったです。
レポにもならないくせに長文になってしまった。
もしご興味があれば行ってみてください。
付き添ってくれた友人曰く、「あんまりピンとこないことを言われても、なんだか楽しかった」と言っていたので、きっと楽しめると思います。
非日常、とまではいかないけれど、未体験のことではありました。
またいつか人生相談したいことができたら行ってみようと思います(笑)