推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

いいペースだぞと言っていたのですがね(『仮面の君に告ぐ』を読みました)

お疲れ様です。

 

6月の末に前回の記事を書いたことを思い出して、

おっ、いいペースで本が読めているぞ、と思っているところです。

 

2冊続いただけで何を……という気持ちもありますが、まずは自分で自分を褒めていきたいところです。

最近の中ではいいペースなんだ、このまま続いてくれ……!

 

(などと言っていたのは7月の頭であり、現在7月が終わりそうです、一体何をやっていたのかい)

 

というわけで、読み終わった本が面白かったのでその記録です。

 

 

仮面の君に告ぐ(講談社文庫)

著者:横関大 出版社:講談社

ISBNコード:9784-065269855

恋人と幸せな日々を過ごしていた和沙はある日、目覚めると別人になっていた。さらに和沙は、「自分が1年前に何者かに殺害されたこと」と「自分の恋人がその犯人への復讐を企てていること」を知る。和沙は彼の復讐を止めることができるのか……?

 

読み終わって最初の感想は「うわぁ……」でした。声にも出たかもしれない。

犯人は誰かなぁ、と考えながら読んではいたので、まぁそれは、まぁ、最後の方には、まぁ、という感じだったんですけど、

その予想を立てている中で、読んだ感想は「うわぁ……」でした。

 

私が今まで読んだ横関大さんの作品は、『グッバイ・ヒーロー』とドラマ化もされた『ルパンの娘』です。

 

『グッバイ・ヒーロー』は、立てこもり事件の現場にピザを配達しなくてはいけなくなった男の話。

『ルパンの娘』は、泥棒一家の女性と警察一家の男性が、お互いの素性を隠したままにお付き合いをしている話。

 

簡単に書いてしまいましたが、つまりは設定や導入でワクワクしたり、コミカルで面白そうかもと思わせるような作品のイメージがとても大きいです。

今回調べて知ったのですが、『ルパンの娘』は、児童向けのレーベルでも出版されていたのですね、読みやすさがうかがえます。

 

そんな横関大さんの作品なので、私にとっても文章が読みやすくて、どんどん読めました。

が、読み終わって、「うわぁ……」ってなって、ついている帯を見たら

 

『最後の5ページの衝撃が!』

 

って……うん…………。

 

 

ぜひ!!!!!!!!!!

読みやすいよ!!!!!!!!!!!!

(それ以外に言えない、よろしくお願いいたします)