とにかくみんな健康でいようなって話(後半)
お疲れ様です。
記憶を、そしてやる気を失う前に、私は後半も書かなくてはいけない。
ずっと前から忘れそう。タスケテ。
前半はこちら、前回の記事です。
前回のあらすじ
不正出血があり検診を受けた結果、子宮内膜ポリープと診断されたブログ主。
初めての入院手術にテンションがあがり、事務のおじさんをナンパし、手術前には女性の看護師さんに不必要に話しかけ、麻酔で即落ち、気が付いたら手術後の病室のベッドの上であった。(多分な語弊あり)
お水を飲む私へ
起きたのはたぶん手術した日の18時ごろだったと思う。
……嘘かもしれない。
なんかそんな気がしている。
ポヤポヤしていただろうし、スマホで時間を確認したかもしれないけど、わかんない、二度寝から目覚めたのが18時だったのかもしれない。
とにかく18時頃だとか考えられる状態で、18時頃だと分かるものを見たのだと思う。
あれって大体の目が覚めるタイミングが分かるのですよね?
起きるの待ってたヨォ! って感じではなかったですが、突然目の前に複数人の看護師さんがいらっしゃって「わぁ」と思いました。
そこからもう一回寝たのか、起きてたのか分からない。
どっかの起きてるタイミングで、小さい紙コップ一杯のお水を出された。
私これ知ってる。
お水が上手に飲めないと、ご飯が貰えないんだ……。
正しいかどうかは怪しいですが、
お水が飲める
=麻酔の効果が抜けて、麻酔による誤嚥の危険性がない
=ご飯を食べてもよい
ということだと認識しています。
私の楽しみの一つに病院食ももちろんありました。
入院しないと食べる機会がない、それが病院食……!
入院の前に聞いた先生のお話も印象的だったからか、病院食は食べねば! と謎の意気込みもありました。
「麻酔がよく効いて翌朝まで起きなかったせいでご飯が食べられなかった!!!!」
とクレームを受けたことがある……って話してた先生の悲しそうな顔を覚えています。
かわいそうに……病院も接客業の面がめちゃくちゃあるよな……。
私はちゃんと食べるからね……!
…というわけで、目の前のお水。
最初は様子見で、ちょっとずつ。
問題ないみたいだと分かったので、残り半分は普通に飲んでしまった。
喉が乾いていたかもしれない。
前向きに、前のめりに、張り切って全部飲んだ。
全部口から出た(笑)
ダメでしたwwwwwwwww
受けるものを用意されていたので、お布団を汚したりはしませんでしたが、空っぽの紙コップを見た看護師さんが
「あー、飲みすぎちゃいましたかね(笑)」
って言ってた。
先言ってよwwwwwwwwwwwwwwwww(何回目)
教訓
目先の食事に気を取られてお水を飲み切ってはいけない。
今度また入院するときは気をつけるんやで……。
それでもご飯は通常通り出してもらえました。
わぁい!!
- 白ごはん
- ブロッコリーのおひたし
- キノコとベーコンの炒め
- マカロニグラタン
- バナナ(1/2本)
みたいな献立でした。
写真撮ってなかったら忘れてた。
マカロニグラタンのお皿の下は銀色の板が入っていて、たぶん保温機能がある。
箸を取る。
いざ……!
ウキウキ写真を撮るテンションはあれど、直前に吐いた人間である。
無理だった(笑)
ひとくち食べて、こいつぁダメだ、と悟って、とりあえず寝転ぶ。
気が付いたら寝ている。
看護師さんが様子を見にくる。
「わああ寝てましたすいません!」
と飛び起きる。
チャレンジする。
ひとくち食べて、こりゃあまだダメだ、と悟って、とりあえず寝転ぶ。
気が付いたら寝ている。
看護師さんが様子を見にくる。
「わああ寝てましたすいません!」
と飛び起きる。
チャレンジする。
3回くらい繰り返したと思う。
なんか、看護師さんに、
「いや! 食べるんで!」
みたいに必死にお盆下げないようにお願いした覚えがある。
看護師さんは「21時までは置いとけるから」とか言ってくださった気がする。
なぜここまで食事に固執したか、今となっては理解し難い。
そして結局食事は、時間をかけて、何度もトライして、マカロニグラタン以外全て食べた。
チーズが、あの濃いこってりしたのがダメでした。
あと、味覚がおかしかったのか分からないけど、バナナが美味しくなかった。
若い味がするとかならわかるけど、美味しくないというのは受け入れ難くて、バナナが不味いなんてそんな……とつい凝視した私がいたとか、いないとか。
いやしかし頑張ったよな!(何故)
21時に来た看護師さんも「お、食べたね!」みたいな顔で頷いてくれたので、良かった。
ドヤ顔はしていなかったと信じたい。
寝て起きて寝て起きて食べる
家族や友人に「手術終わったよ〜」とかメッセージを送りながら過ごして、22時くらいに眠くなる。
寝よ。
基本眠気には抗わない主義である。
眠い時に寝る。眠気を無駄にはしない。
……とホントはしたい。
主義を掲げるものの、ダラダラと起きている日々である。
くそ……人間は弱い……。
とにかくこの時は寝た。
身体が睡眠を欲してんだな、起きたら朝かな〜とか思いながら寝た。
起きた。
0時だった。
とんでもねぇリズムで睡眠を摂取している。
食事の間にもそういえば寝てたんだわ、と思い出す。
これもう眠れないのでは……と思いながら、どうせ起きているならとリズムゲームを無音で始める。
1人部屋とはいえ消灯時間はとっくに過ぎているわけですからね、睡眠が下手くそでも大人ですからね、えぇ、そりゃあ無音です。
待って、イヤホンすればよかったのでは(気付き)
いつしか深夜1時を回る。
うーーーん、どうしようかな、、、。
起きた。
朝だった。
寝てた。
寝落ちじゃなくて、あのあとまたすぐ眠気が来たのである。
寝過ぎ。
どんだけでも眠れそう。
いらぬ自信がついた。
何時か忘れたけど朝ごはんが運ばれてくる。
- 白ごはん
- ほうれん草とベーコンのやつ
- 目玉焼き
- 優しい味のお味噌汁
- ジョア
- 酢味噌
- 醤油
分からない。
酢味噌と醤油は何用だ。
よく分からないけど、とりあえず醤油は目玉焼きだろうと思って使った。
小さめの目玉焼き。
鶏のたまごじゃないんですよね、って言われても頷くくらい知らない味の目玉焼きだった。小さめだった。
なんだろ、なんか、、知らない卵だった。
醤油、美味しい。
酢味噌はほうれん草のやつに使いました。
醤油も酢味噌も美味しかった。
完食できました、ごちそうさまでした。
(料理の味の話ほとんどしないじゃん)
歯磨きをしていると看護師さんが入ってきた。
すっからかんの食器たちを見て、歯磨きしてる私を見て
食べ終わっとったんかい!!
みたいな顔をされるので反射的に「すいません!」と言う。
何かを言われたわけではない。
悲しき人間……。
次は、術後の検査。
通路にある椅子に座って待つ。
少し肌寒い。
目の前を妊婦さんが歩いていく。
朝ごはんを食べ終わって、空になった食器をお盆に乗せて、妊婦さんが歩いていく。
大きいお腹で大変そうに……。
……。
私、お盆片付けてませんねぇ!!!!!!!!
妊婦さんは動いてるのに!!!!!!?!!?!!
「お待たせしましたー」って呼びにきてくれた看護師さんに、食い気味で「私お盆片付けなくちゃいけなかったのでは?!?!」みたいに聞いた覚えがありますが、
「いやいやwwいいですwwwwwwwww」
ってめちゃくちゃ「こいつ何言うとんねんwwww」のテンションで返されたのも覚えています。
入院中、何回か赤ちゃんの鳴き声を聞いたので、出産された人がいたのかもしれない。
おめでとうございます!!!!!!
私も術後検査問題ありませんでした。
おめでとうございます!!!!!!
退院です。
着替えて待っててくださいとのこと。
忘れ物ないか確認して、着替えも終わって、本も読むものないし、流れるようにツイッターを開く。
先生、手術したのにツイッター依存が治ってません。
精算金額の手違いなどなんやかんやありましたが、ちゃんと支払いもできて、病院を後にしました。
お世話になりましたぁああ!!、!!
あとは摘出したポリープが悪性のものじゃないか、検査結果を聞きに年明けに来れば終わり。
術後の注意点が書かれた紙をもらう。
「術後1週間は安静にしましょう」
「出血が増えたり、痛みが強く出た場合はもう一度病院に来てください」
「湯船に浸かるのはしばらく控えてください」
的なことが書いてありました。
ふむふむ。
この人間、「なるほどな」などと頷いているが、しかし『安静』の意味を知らないのであった。
言うことが聞けない大人
先に申し上げておくと、年明けに検査結果を聞きに行く前、年末に再度病院へ向かうことになる。
痛い話はないですが、血などの生々しいのはあるかもしれない。
どうか自衛をお願いします。
先生の腕がいいのか、退院してからも痛みというものがほとんどなかった。
お腹の中が重いような気もするけど、それも軽度の違和感である。
退院した私を、母が迎えに来てくれた。
そのまま一泊してくれるというので、2人で狭いアパートで過ごす予定。
ありがてぇ……。
とはいえ、痛みもほとんどないし、勝手知ったる我が城だし、そして母はあまり知らない空間だしで、普通に生活した。
母に「座ってなよ(笑)」と言われるも「でも大丈夫そうなんだよぉ、あ、フライパンはそちらです、塩はこちらに」などと、まぁ、たぶん、ふだん来客がない家なので落ち着かなかったのだとは思うけれど。
術後、多少の出血はあるらしい。
説明書いわく、「生理の2日目や3日目のような出血があったら病院に来てください」とのこと。
それってどんなもん?
というのを、いるのかいないのか分からないこれを読んでくださっている男性に向けて説明するのであれば
常時、何はせずともパンツは血まみれになるし、それどころか床も簡単に赤に染める
という感じでしょうか。
個人差あります。
両手で作ったお椀を子宮として(?)、そこに血が溜まっていって、溢れたら溜まった分がドゥベッ!!! って意思関係なく出てくる、みたいな(?)
個人差あります。
表現や感じ方にも個人差あります。
個人差、ありますから(保険をかけていく)
技術によって生理用品の機能が働いてくれているから、どうにかこうにか血を受け止めてもらっていますが、何もしなければボタボタ落ちる血が日常にあるでしょう。
人類が大量の血を見なくて済んでいるのは、企業努力のおかげです。
男女問わず感謝する件。
まぁとにかく、そんな感じになったら手術した傷が開いてますよ〜ってことなので、病院に来てね、ということ。
私は血は出てるけど、全然そんなんじゃない。
うむ、良かった、正常なのだろう、という感じでその日は過ごしました。
日程としてはこう。
木曜日 手術
金曜日 退院
土曜日 おやすみ
日曜日 おやすみ
月曜日 お仕事
月曜日から仕事出来るっしょ、と思ったのには理由がある。
1.痛みがない。動ける。これは大きい。
2.事務仕事である。そんなに動かない。
3.2日働いたらもう年末の休みに入る。
ね!!!!いけるっしょ!!!(元気な笑顔)
というわけで仕事に行った。
妊婦さんみたいにめちゃくちゃ優しくしてもらえました。
「重いもの持つな!!!!」
「意味もなく立ち上がるな!!!!」
「私が行く!!お前は動くな!!!」
みたいな、いや、こんな言葉じゃないんですけど、「お前の動きは私たちが制する」という強いお気持ちを感じました。
本当にありがとうございました。
ちょっと待って、ここから先が何度保存してもうまくデータ残らないんですけどぉぉおお
いったんここまでにしろということか、、。
まさかの3回にわたって、、もう嫌じゃ、、
……
エッッッッ、嫌なの?!!?!!、!
ちょま、頑張りたい、、
ふぁいと、、、