推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

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お疲れ様です。

 

 

今日は珍しく大掃除っぽいことをしました。

 

ボロボロになってきたタオルを使って窓を拭き、トースターの中のパンのクズを取り出し、しばらく読んでいないなぁという本をピックアップしてBOOKOFFに行き(売る、もしくは誰かにあげる派)、その帰り道に本屋に寄って同じくらいの本を買い、部屋の掃除機をかけ、掃除機に溜まったゴミを捨てました。

あと、しばらく着ていない服も、リサイクルボックスに入れてきました。

 

明日は年内最後の燃えるゴミの日。

 

1年が終わるのね、と掃除しながら思う。

随分やってるつもりでいるこのブログは、まだ1年経っていないらしい。

 

あっという間なのか、長いのか、よく分かりません。

 

中身が詰まった1年だったでしょうか。

 

そうは思えません。

 

毎年毎年、なんにもしなかったなぁ、って思って年を越す。

 

年越しって言っても、毎日は地続きで、今日きれいにした窓もまたすぐに汚れていくことを知っている。

1年っていう時間は区切りになっても締めにはならない。

だから慌てられないんだろうなと思う。

 

人生の締めと言ったら、たぶん『死』であって、それっていつ来るか分からないのにな、とも思う。

 

みんな時間があるのか、ないのか、不明瞭な状態で毎日を過ごしているんですよね、忘れがち。

 

 

何にもなかったなって思うけど、でも自分のことを今までで一番考えた年だったかもしれません。

 

 

自分が何をやりたくて、何をやりたくないのか。

自分が何を望んでいて、何を望んでいないのか。

自分が何を保留にしておきたいのか。

自分が何を大事にして生きているのか。

 

 

今日読んだ漫画のラインナップが

 

Shrink~精神科医ヨワイ~(ヤングジャンプコミックス)

著者:月子 出版社:集英社

 

ここは今から倫理です。(ヤングジャンプコミックス)

著者:雨瀬シオリ 出版社:集英社

 

と、己と向き合う人たちのお話が連続していたので、なんだかそんな1年の締めくくりに意味深だなぁなどと思いまして。

 

読んでいったら、「あんまり自分の楽な方にばかり行くと、辛い事に対する耐性がなくなるから、ある程度の精神的負荷は人間には必要なんだよ」とかドキッとするような内容の話があったりして、これは何かの啓示なのか……? と身構えていたら、次に読んだ『虚構推理』では「自分にとって都合の良い出来事を『神からの啓示だ』などと解釈してしまうことの危うさ」を説いている部分があったりして、もう、なんだか、ご、ごめんなさい……。

 

虚構推理(月刊少年マガジンKC)

著者:片瀬茶柴 出版社:講談社

 

 

来年は自分に対しての放任主義を止めて、そろそろ何かやらないとダメかしら、とも思ったりしています。

 

割と思うことまではやるんですよね、その後、なぁ、、どうして人間はこうも弱い……。

 

 

 

 

でも今年1年もまた、沢山の人に助けられた年だったなと思っています。

現実でお世話になっているとても優しい人たち、いつもここに覗きに来てくださる方も、ずっと私に付き合ってくれる友人たちも、身内の皆々様も、本当にいつもありがとうございます。

 

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

あ。

 

 

 

ポチ袋、準備しなきゃ。

 

それでは。