『そして、バトンは渡された』映画いってきました。
お疲れ様です。
未だに「こすらずに汚れを落とせる風呂掃除の洗剤」の力を信じ切れず、いつも普通にお風呂をスポンジでゴシゴシこすってしまいます。
心が弱くてごめんな……。
表題の通りでございますが、とうとう映画を見てまいりました。
原作はこちら。
そして、バトンは渡された(文春文庫)
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作者は我らが(?)瀬尾まいこさん。
前回の記事で、
原作を読み終わったー
映画を見に行こうと思うー
と言っていて、そこから1週間で見に行くことができました。
近所の映画館を調べたら、12月中には上映を終了します、などというお知らせが出ていたりして、慌てたものです。
10月に上映開始だったことを考えれば、そろそろ終了してくる映画館があってもおかしくなくて。
……あれ、終了間際にオススメする感じ、前もあったな。
そうだ、前回『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の映画をオススメした時も、上映終了ギリギリで「見てくれ―!!!!」って叫んだんだ。
1年と少し前のことですね。
………………………………
嘘でしょ、あれから1年経ってるってこと?
ああ、そう。
しゃーなし。
いやいや、違う、『そして、バトンは渡された』の映画の話です。
原作を読み終わって、映画を見に行きたいと思って、ネットで映画の紹介ページを見て、原作にない登場人物の名前があるなと思って、
え、そんな大幅に変える感じ……?
と心配して、映画を見ないことも少し考えたのですが、映画を見に行って思ったのは
見に行って良かったなぁ
ということです。
原作がとても好きだし、原作を大事にしてほしい。
でも原作をまんまやれるほどの時間は映画にはないし、原作まんまやるなら、映画にする意味も薄れる。
『変更箇所があること』は『原作を大切にしてくれないこと』とは全く違うのだという当たり前のことを、今回改めて感じました。
原作を元にして作られた別の作品だということを忘れなければ、きっと落ち着いた目で映画に向き合えると思います。
学ぶ機会を下さった映画にも感謝。
本筋に触れないように気を付けますが、以下、映画の話をしますので、少しのネタバレもダメだ、許せない、という方はごめんなさい、見ない方がいい。
とにかく、まず永野芽郁ちゃんが可愛かった。
肌がお綺麗すぎて、零す涙も玉になって頬を転がる。
ふんわりとして優しい、でもどこか頑固というか、一本自分というものを持っている優子ちゃんの役が芽郁ちゃんでホント良かった。
田中圭さんも良かった。
原作を読んだ印象では、森宮さんはもう少し細見というか、腕力はなさそうなイメージでした。
田中圭さんムキムキだし、新しい森宮さんという感じ。
他のキャストの皆さんもとても良かった。
素敵な映画だった。
私の後ろの席にいた方が、永野芽郁ちゃんの親かな? ってくらい泣いてて、いや、ほんとにオカンやったかもしれんけれども。
涙なしには見られない映画でした。
ほんと終わっちゃう前に見に行ってほしい。
原作は『第一章』『第二章』で成り立っていて、『第一章』が全体の4分の3くらいを占めています。
原作を読み進めている時に、あー、いいなぁ、好きだなぁ、と思って、パッとページの上に『第一章』という文字が見えた時は
このまま永遠に『第一章』だけ続いてくれ……
などと願ったものです。
あ、ダメだ、全然、もっと語りたいけど、ものすごく眠い。
んんんんんんんんんんんんんんんんんまた今度、んんんんんんんん