涼宮ハルヒぃ……
お疲れ様です。
年末年始にテレビで再放送がいっぱいで、
と盛り上がっていた私ですが、まだまだ見切れていないし、新しいドラマも始まったし、うまくハードディスクの中身が減っていきません。
ポケモンやドラクエで全然危なくない場面なのに、薬草とか回復アイテムをある程度持っていないと心配になるタイプ。
待ち合わせ時間に確実間に合うのに、ある程度早めに着いておきたいタイプ。
なので、まだ録画容量に余裕はあるけど、そわそわしてきてしまう。
友人がちゃんと待ち合わせ時間にオンタイムで来てくれる人が多かったので、そんな意識もだいぶ緩んできました。感謝。
年末に放送していた一つに『涼宮ハルヒの消失』がありました。
昨年はテレビでアニメシリーズの再放送をやっていて、やっぱ京アニって素敵だなー、と思っていたところだったので、まさか映画も放送してくれるとは、と楽しみでしかたなかった。
お恥ずかしながら、アニメシリーズを見るのも初めてで、しかし、とても良かった。
私が特に見たいと思っていた有名なシーンは
学園祭でハルヒがバンドボーカルをやるシーン と
キョン君に対して千切った草を投げつけるも風下に座っていたせいで全ての草を顔面で受けることになるハルヒのシーン で、
どの辺りで見られるシーンなのかなぁと毎週毎週楽しみにしてたら、まさかの最後の方。
やっと見られた……! と皆さんがもう10年以上も前に味わっていたワクワクにようやく追いついて、感無量でした。
可愛かった。
みくるちゃんの人権の無さは今であれば恐らく大問題にもなりそうな描写が多く、しかし、可愛いものは可愛い。
映画の方には、ミニスカサンタという今聞くと「もしや死語か?」という萌えの形があり、たいそう可愛かった。
また、男性の中にはこういう感じのシチュエーションが好きな人がいるということだよな、と再確認して、ますます心の距離が遠ざかったりした(笑)。
もちろんこれはフィクションであり、男性の誰もがこれを好きという証明には成り得ないが、誰かが求めたことにより朝比奈さんはこのように表現されているのだという事も否定できないのである。……とはいえ可愛い。
図らずもキョンくんの語りのようになってしまった。
録画してあった映画も見た。
キョンくんの、あの皆を大事にする感じがとても良くて、映画を見てますます彼の魅力が深まった。
ユキちゃん、愛い。表情が薄いのもいいし、もし普通の子だったらというあの、あれ、すごく、可愛い。眼鏡も、似合いますね、素敵です。
映画のユキちゃんはいいぞ、可愛いぞ
と教えていただいていたのですが、それを超える可愛さで、
あーーーーーーキョンくんに大事にされてくださーーーーーい!!!!!!!
って、心の中で叫んで拍手を送る最後でした。
キャラクターが優しくされると嬉しいよ。
ハルヒのシリーズを見るまでは、ずっと彼女が主人公なのかな、と思っていたんだけれど、終始キョンくんの目線で物語が進んでいく。
普通の人間ではない登場人物たち。
それに振り回される、面倒見のいい唯一の一般人であるキョンくんが中心人物だったのか、と気が付いたのは随分と遅くで、話の感じが昔のラノベらしいな、と思っていたところにハーレムものの片鱗がチラリと見えた気がして、ラノベの歴史の中で大きな作品なんだろうなぁ、と訳知り顔で頷いた。
あの頃のラノベ読者の必須科目だったのかな。
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そうだ、結構前に角川文庫のレーベルでハルヒシリーズが刊行されたのでしたね。
まだ間に合うぞ、最新のものとして読めるぞ、みんな読んでくれ、注目してくれ、という関係者全ての愛を感じます。
そして、面白いぞ、という自信も。
あの頃のみんなが夢中になっている理由にようやく触れることが出来て、良かった、と思いました。
映画のキョンくんの寝起きカット、めちゃくちゃ『美麗』って感じの作画だから、ぜひ見てほしい。