推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

メイドインアビスの愛

お疲れ様です。

 

 

新型コロナウイルスまん延防止策が解除されて、仕事の時間が元に戻りました。

 

元々の始業時間は9時で、時短勤務の間は10時。

1時間って、長い時間のような、でもボンヤリ過ごすとあっという間に過ぎてしまうような長さ。

 

時短勤務中も、いつ突然始業時間が元通りになってもいいようにと思って、起床時間は変えませんでした。

 

小心者。

 

 

結果、どうなったかというと。

 

 

朝起きて余裕をもって準備をすることができる

 

朝の時間をゆっくり過ごせる

 

 

というこの快適さに目覚めてしまった。

……ので、今、私の起床時間は、以前よりも早くなっています。

 

時短の時と同じくらいの余裕ができるように、でも、あんまり早起きも大変だから、とりあえず今は30分、早く起きています。

 

慌てなくてもいい、余裕を持って動けることによって与えられる心の安寧。

今更ですが、小心者の私は時間に余裕がない状況というのがあんまり好きじゃないようなのです。

 

本当に今更の気付き。

 

その為には早起きしなくてはいけなくて、そうすると早寝しなくてはいけなくなるので、なんというか、とても健康的な生活リズムになりつつあります。

 

ただ先述したように、1時間という時間はあっという間に過ぎるし、それなら30分なんてもっと早く過ぎていく。

通勤ラッシュの時間になってしまったので、通勤時間も時短中よりも長くかかるようになっている。

家を出る時間は、時短の時よりも早めということ。

 

あんまり意味ない。

 

徐々にもう少し早く起きるようにしていけんかなぁ、と目論んでいます。

 

 

 

玉ねぎを毎日食べています。

ブルーベリーもなんとなく、毎日ではないですが、続いています。

魚を買う頻度が上がりました。

リングフィットアドベンチャーも毎日ではないですが、飽きることなくやれています。

 

どうする????

 

健康になっちゃうんじゃないの???????

 

 

1年後の健康診断で私はリベンジしたい。

 

負けん気だけで生きてきた私の負けず嫌いな魂が疼いている。

 

 

……が、これを1年続けなくては、おそらく結果には出てこないのでしょう。

 

頑張れ、私。

これは私との戦いである。

 

 

 

 

先日、海外ドラマの『ハンニバル』を見た、という話をしましたが、人肉やら臓物やらをたくさん見たので、なんか優しいものが見たいなあ、と思って、だというのに

 

気が付いたら、メイドインアビス 深き魂の黎明』を選んでいた。

 

 

 

……。

 

馬鹿なのか。

 

あまりにも苦しいバトンリレー。

 

 

作品は面白い、絵柄も可愛い。

ただ、その可愛さからは予想できないシビアな世界観。

 

 

 

メイドインアビス

著者:つくしあきひと 出版社:竹書房

 隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。

アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。

アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?
(アニメ公式サイトより/ コミックス | アニメ「メイドインアビス」公式サイト (miabyss.com)

 

アビス探窟に対する凄まじい意欲をもつリコ。

危険だと誰に止められようとも、アビスへ向かう事を諦めない。

 

アビスという大自然の中で、人間という存在はあまりにも小さい。

しかもただの大自然ではなく、アビス内だけの法則がある。

 

『弱肉強食』という言葉が思い浮かびます。

 

探窟家たちによって、アビスという謎の多い穴はだんだん解明されていて、けれど理解したとしてその中で生き延びることは決して簡単ではない。

 

大人でも苦しむその世界に、まだ子供であるリコとレグは立ち向かう。

 

 

ずっとハラハラしてる。

もう、ずっと息を詰めてる。

危ないよ……!! ってずっと、ずっと……。

 

でも、どれだけ辛い目にあっても、楽しそうに先へ進み続ける二人を見ていると、この冒険が終わらないでほしい、と願ってしまう。

納得のいく形で、ちゃんと最後までやり切れるように、と願ってしまう。

 

世界観や設定がものすごく面白い。

デザインとかも、すごく可愛くて、怖い。

 

 

映画は、そんなアニメ放送後の冒険の途中。

 

 

ふふ……、とても可愛いキャラクターが出てきます。

愛ですよ……。

 

ホントに、このブログを初めてから、愛とはなんだとか答えのないことを考えたりしてますけれど、この映画を見ると、「愛って、なんだ……?」って虚無顔になります。

 

愛に関する考えがリセットされます。

 

愛について、自分の考えをとりあえず破壊したい、そんな方にオススメです。

 

 

 

劇場版総集編もあります。

 

一気に楽しめますよ。

 

ぜひ。

 

 

 

いや、ほんと、なんでハンニバルの後にこの作品を選んだのか分からん。

度し難い……。