推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

WHITE OR BLACK

お疲れ様です。

今日、なんだか寒いですね……ついうっかり暖房をつけてしまった。

 

 

先日冷蔵庫を開けたら、

 

いつから居て、いつ開けたかな?

 

という牛乳が佇んでいた。

 

 

ふむ。

 

 

牛乳パックの口を開けて、鼻を近づけてみる。

変な臭いはしない。

 

 

ふむ。

 

 

ギリギリまだ生きているのかもしれない。

私にはこの子を買って持ち帰ってきた責任がある。

 

 

もしギリギリでセーフかアウトか、という狭間にいるならば、せめて温めたら、まぁセーフ、くらいにはなるのではないだろうか……。

 

と考えて、マグカップにその牛乳を注いで、レンジで温めてみることにした。

 

 

温めている間に朝ごはんの準備をして、いつものように動いて、いつもの日常を過ごして、

 

レンジがチンッとなる頃には、うっかり色々忘れた。

 

 

普通に口をつけて、一口ごくりと飲んだ。

 

 

 

 

という話をSさんにした。

「チャレンジャーですね、ドロドロでしたか?ヨーグルト的なw」

 

 

 

違うんだ。

 

 

 

 

サラッサラの液体だったんだ。

 

 

 

 

そして、凄まじいえぐみ

 

えぐみが、凄い。

 

牛乳が腐ると、こんなにえぐみが出るのだと、初めて知った。

「これは凄いwwwwwwwwwwwwwww」

って笑いながら捨てた。

 

すごい経験をしました。

 

緑茶には殺菌成分が含まれているから大丈夫だぞ、と心を強く持って、ゴックンしてしまった分をどうにかしてもらおうと、たまたまあったお茶パックでお茶を淹れました。

 

 

何事もありませんでした。

ふぅ、あぶねぇあぶねぇ。

 

 

コーヒーを飲んで、高確率で腹を壊すくせに、これはセーフなんかい。

 

などとツッコミどころは満載なのですが、しかし、助かりました。

 

 

一人暮らしのことを自分の身体と時間を使った人体実験なのだ、と思って早5年? 6年? になるのですが、まだまだ経験していないことがたくさんあります。

 

経験するたびに、手元にある『一人暮らし中に起きたイベントビンゴカード』の穴をあけていくイメージですが、こういうイレギュラーというか、それは経験しなくても良かったね、ということをするたびに、そんなマスが用意されとったんかい、とこれまたツッコミする手に力が入ります。

 

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何があったわけでもありませんが、本当に最近何故か「健康第一だよな」と考えるのは、アニメを見たせいでしょうか。

 

はたらく細胞BLACK(モーニングKC)

著者:初嘉屋一生 出版社:講談社

TVアニメ「はたらく細胞BLACK」 公式サイト (saibou-black.com)

はたらく細胞』のスピンオフ作品。

タバコ、酒、ストレスで血液がドロドロになってしまっている身体を舞台とし、その中で身体の機能を維持すべく、過重労働を強いられる細胞たち。

本編の『はたらく細胞』に比べて、なんか、描かれる世界もキャラクターも影がしっかり書き込まれていて、全体的に薄暗い。新米の赤血球が主人公となって、身体中に酸素を届けに奔走するのですが、もう、苦しかった。

 

「これはあなたの体の物語」

 

とあるように、たぶん一歩間違えれば(一歩じゃセーフか?)自分の身体の中の細胞たちが阿鼻叫喚の状態に陥るのだろうと想像できてしまう。

恐らく舞台になっている身体の持ち主も、人間の世界でブラックな環境にいるのではないかと思われるが、自分の身体に優しくしないと、内側の世界も物凄くブラックになるのだと、突きつけられる。

怖くて泣くかと思った。

 

思わず友人にLINEで「みんな健康でいようね」とアニメ最新話の無料配信ページのリンクを送ったら、

 

「どうした、尿管結石になったのか、大丈夫か」

 

と要らぬ心配をされましたが、私は元気です。

とにかく健康を呼びかけねばと思ったし、健康でいよう……と思わせてくれる作品だと思います。

 

 

そろそろ気を付けたいけど、何からやってみようかな、と思っている方はぜひご覧ください。

不健康な生活を送っていると貴様の身体もこうなるぞ、という強めの脅しをしてくれます。

 

気を引き締めて生きていきたい。

 

 

最近「ちゃんと水分を取ろう」と以前より意識するようになりました。

結局全然うまく飲めてないんですけど、意識は高まっています。

 

 

 こんなん、怖い、怖すぎるから、ほんと、細胞たちにホワイトな労働環境を与えてあげたい、そう思います。