推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

ジャック・オ・蘭たんさんの『ぼくのなつやすみ』

お疲れ様です。

 

連日の雨のせいにしていますが、なんだかすぐに眠くなってしまって、連休を活かせない予感がすでにしております。

 

寝ても寝ても、

 

おっけー、全然平気、まだまだいけるよ、まかせて!

 

みたいに睡魔がフレンドリーなふりして近寄ってきます。

あまりにも無垢な様子に、私も心を許し、仕方がないなぁ、じゃあもうちょっとだけだからね? と寝そべってしまいます。

 

睡魔、恐ろしい子

 

 

 

何回目でしょう、ジャック・オ・蘭たんさんの動画をご紹介しなくてはいけなくなりました。(よろこんでー!!)

 

はじめての「初代ぼくなつ」|ぼくのなつやすみ #1 - YouTube

 

 

 

以前、同じ方が『ぼくのなつやすみ2』を実況された動画をオススメとしてあげさせていただいたのですが、

店長~~!!(大きく手を振りながら) - 推しを推す、そして万物に感謝する。 (hatenablog.jp)

この度、といっても少し前ですが、初代の『ぼくなつ』をプレイされたとのことで、喜んで視聴してまいりました。

 

懐かしい~、と思う部分もチラホラありますが、ほとんど覚えていないし、あの頃の私はただ、ボクくん(主人公の名前)が過ごす夏休みの内容を盛りだくさんにすることしか考えていなくて、時代背景だとか、キャラクターたちの言動から伺える何かとか、そういうものを全然感じてプレイしていたわけではなかったと思います。

 

だから、前回の『ぼくなつ2』の時もでしたが、初めてゲームを見るような気持ちで、本当にいいゲームだなぁと彼の実況によって改めて感じることができました。

 

ゲームをやっていると、ボクくんたちキャラクターの気持ちを考えるばかりですが、実況を通すと、ボクくんたちの他に実況者である蘭たんさんの感情や考え方がプラスされます。

 

この人はそう思ったんだな、とか、細かいところを見てらっしゃるな、とか、楽しい。

 

私は小説のあとがき、解説を読むのが好きで、つまり、登場人物以外の心も読ませてもらえるのって、普通に物語を読んで終わりじゃなくて、関わった人がどんなことを感じたのかを知れるってことで、私はそれが好きで。

 

そういうものに似ているなぁなどと思ったりして。

 

どうりで、実況、好きだなぁと思いました。

 

 

他の方の実況動画をほとんど見たことがないのですが、蘭たんさんの『ぼくなつ』の実況はあんまり激しくなくていい。たまに強い言葉というか、キレイではない言葉が出るけど、ゲームの雰囲気にちゃんと添っていらっしゃるような、分かんない、それは『ぼくなつ』の力かもしれないんだけれども、とにかく、いい塩梅のお声。

 

「そっかぁ、らんた(実況内での主人公の名前)はそう思ったんだね」

 

という相槌をよく聞きました。

ゲームの主人公と自分を同一視しないやり方なので、ボクくんの隣に立っている蘭たんさんを想像してしまいます。

 

小学生の大冒険に寄り添う大人。

 

たまに「俺が小学生の時はどうだったかなぁ」とご自身を振り返る。

 

ゲーム自体にグッと胸に来る雰囲気があり、そこに蘭たんさんの感情が乗っかって、非常にエモーショナル。

 

私もこんな風にゲームをやってあげたかったなぁ、と思う。

 

 

ぼくなつ2では、エンディングまで泣かなかったのですが、今回はエンディングで泣きました。

 

 

感動的、とかじゃなくて、感傷的、という感じで。

小学生のひと夏を、切なく切り取るゲームって他にあるかしら。

 

ぜひ動画、見てみてください。

 

 

 

私の夏休みどうだったかな、って思い出すのは、ラジオ体操に行って、帰ってきて玄関上がってそのまま廊下のフローリングの冷たいところにずるずると寝そべって、汗だくのまま二度寝してたことくらいです。

 

フローリングが冷たいのなんて、最初の一瞬だけで、そのあと何度も何度も冷たい床を求めて、弟とゴロゴロしていたなぁ……。

 

 

ボクくんのイベント盛りだくさんの夏休み……。

さぞ心に残るだろうなぁ。

 

 

やるぞ、ってここで書いたらちゃんとやる気がする。

お疲れ様です。

 

 

以前、といっても随分前ですが、野菜かりんとうのオススメをした日がありました。

もはや運命 - 推しを推す、そして万物に感謝する。 (hatenablog.jp)

 

遡れば2020年9月の記事、ということで、もう1年間になるのか……。

 

 

東京カリントさんの野菜かりんとうです。

 

(ちょっと待って、12袋おまとめのリンクしか無くてウケる)

 

 

 

 

職場で、オススメした。

無理矢理押し付けたと言っても過言ではない。

 

 

皆さん優しい方たちなので、ちょっと私の勢いに引きながらも受け取ってくれる。

受け取ってくれるし、その上同じ課の人たちにシェアしてくれる。

同じ課だけじゃなくて、別の課の人にも「食べる?」って声を掛けてくれていたらしく、突然

 

「あ、くりこさん、かりんとう、私ももらったよ、美味しかった!」

 

と思いもよらない人から話しかけられたりして、私は職場であるにもかかわらず

 

 

 

えっ!! やったー!!!

 

 

って廊下で声を出しました。金曜日の帰りがけで、今日は疲れたぜー、と思っていたところにそんなことを言ってもらったので、さらには

 

 

めちゃくちゃ元気出ました!!!!

 

 

と叫んで帰りました。

 

嬉しいね。

 

別の人からは、

 

「あれ、めちゃくちゃ美味しいですね、自分でもこの間買っちゃいました。止まらなくて困ります」

 

と言われて、両の手の平を合わせて、そっと拝みながら「ありがとうございます……」と感謝の意を伝えたりした。

 

 

 

嬉しい。

 

へへ。

 

私、『東京カリントさん』って職場で言いすぎたせいで、『東京カリントさんの人』みたいな認識になったし、職場の一部の人が、野菜かりんとうだけじゃなくて『東京カリントさん』という単語を知っている状態になりました。

 

ファン冥利に尽きる。

 

 

 

 

 

さて、表題の件ですが、色々とキリが付いたのでちょっと勉強を始めようと思って。

 

って言っても、たぶん1か月くらいで終わってしまうんですけど。

パソコンの資格、簡単なものでも取っておくかぁ、というフワッとした気持ちが生まれました。

 

今の職場の契約更新が切れたときのために、という備えの意味もあるし、知っていて損はない知識だと思うし。

 

いや、持っておいて損になるような知識などないとは思っているんですけど。

 

 

というわけでテキストを買って、すでに何日か勉強をさぼってしまい、危機感を覚えたので、こちらにて宣言しておこうと……。

 

テキスト代、無駄にしないように、ちゃんとやれよ自分。

 

 

 

本当に、ちゃんとやるんだぞ、自分。

 

 (念押し)

 

 

よく分からんけど、まぁ応援してやるかなって思っていただけたら嬉しいです(笑)

 

 

 

それでは、皆さん良い夢を。

 

 

私は木星人(六星占術の話)

お疲れ様です。

 

職場に占いが好きな方がいらっしゃって、私は六星占術で見ると「木星人+」というものに分類されるらしい、と教えていただきました。

 

 

話を聞いていると、信じる信じないに関わらず占いってすごく面白い。

 

 

「貴方はこういう人だ」「今後こういう状態になる」って規則性や統計ではない形で、人や物事を予測? 予測ってのも違うな……、人や物事を、そう、見ている。

 

最初に占いをしたのは卑弥呼さまなのでしょうか、それこそ未来を見通せる力があるみたいな、理屈で物を考える人間には難しい感覚。

 

この六星占術の起源は、いつで、どこだろう、と思って調べたら、細木数子さんのオリジナルの占い方法でした。元にした占い方法はあるみたいですが、割愛。

占いに対する知識がない人間なんてこんなもんだ、と言いたいところですが、私、商品として関連本を大量に並べていたはずで、「へぇー、知らんかった」とは大きな声で言えない。あわわわ。

 

道理で、細木数子せんせいのお顔ばかり拝見していたわけだ。

 

 

六星占術によると、木星人+の今年の運勢は、そりゃもう悪いらしい(笑)

 

何やっても上手く行かん。

今年は我慢。

 

そんな言葉を「今年ももう8月やけど、知らん間に危機を乗り越えてたならいいなぁ」などと思いながら読んでいったら、

 

今年から3年間は低迷期

 

だそうで。

 

 

 

…………………………………

 

 

 

さ、さささささ3年間?????????????

 

 

 

 

 

 

さ、さささささ3年間?????????????

 

 

 

そういう見方だそうです。

みんな3年ずつ。

 

そのアカン周期のことを「大殺界」と呼ぶらしく、もう字面からして明らかにアカン。

何をやってもダメなんだそうです。

そんなにハッキリ言われると、ちょっと面白いと思ってしまうやん……。

 

 

六星占術には12の運命周期があるとのこと。

 

「種子」「緑生」「立花」「健弱」「達成」「乱気」「再会」「財成」「安定」「陰影」「停止」「減退」

これが1年ごとに、この順番で巡っている。

このうち、「陰影」「停止」「減退」がアカン時期の「大殺界」とされていて、これらは連続して訪れるので3年間アカン時期が続く、ということらしい。

 

12の運命周期は、年ごとに巡るだけじゃなくて、

月ごとにも同じように巡るし、日ごとにも同じように巡るそうです。

 

だから、例えば今日が「うーん、なんて素敵な日!」って清々しい伸びが出来る日だったとして、明日の運勢周期はもう次のものに移り変わっているので「今日はアカン」の日ならそういうことになる。

毎日毎日、なんかアカン日とか、調子のいい日とか、順繰り、順繰り、みんなに平等に来ているらしい。

 

 

私が属している(という言い方で合ってるんだろうか)『木星人+』の人は、今年は「陰影」だそうで「大殺界」に当たる。 

 

さらに月で見た時は、1月から3月が「大殺界」に当たるそう。

 

さらに日で見た時は、5日とか悪い日みたいで、

 

 

つまり六星占術で見た運勢的には、2021年の1月5日は『下の下の下』だった、ということ、だと理解したけど、あってる?

 

 

1月5日……?

 

お正月やな……何してたかな、ジグソーパズルやってた気がする。

 

 

 

とても平和だったな……。

 

 

 

とにかく考え方としては、こんな感じ。

面白いね。

 

ちなみに色んなサイトで調べていたのですが、「○○占術で見ると、今年は悪い月じゃないよ、ということもありますので、」みたいな説明がされているサイトがあって、占いはアバウト。

 

たしかに朝のニュース番組の星座占いも、どの局も違う結果とか出てそうだもんな、とか思う。

 

人をどの視点から見るか、で見え方が変わってくる、とかそういうことかなと思っています。

 

 

グラサンかけた大柄の男の人が前から歩いてきたら、ちょっと怖いな、と思うかもしれないけど、

横から見えたグラサンの奥の瞳がつぶらで優しかったら、あ、優しい人かも……って思うかもしれないもんね。

 

 

面白いね。

 

 

 

 

残念ながら、というか、私はあんまり信じていない。

 

信じていない、というか、興味はあるし、話も楽しく聞くけど、それで自分の行動が大きく変わったりはしないような気がする。

 

 

例えば「今日は健康運が低いので、健康に気を付けましょう」って言われても、

 

健康には毎日気を付けたいな……

 

って思うし、

 

 

毎日良いことがあるか悪いことがあるか分からない中で、今まで大変な日も、占いとか大殺界とか知らないままに、それなりに乗り越えたり、飲み込んだり、流したりして、今まで生きてきた。

 

今までの時間が「なんとかなってきたよ」と教えてくれるので、まぁ、結局いいことも悪いことも起きるのだし、より良い自分の時間の為に、今日もいつも通り一生懸命に生きるだけだな、と思う。

 

 

だからたぶん3年間、大丈夫。

 

それに今、色々我慢しているのは、全世界の人たちみんなで、木星人とか関係なく、みんな色々大変だろうし。

 

 

 

でも、12の周期で良いこと悪いこと順番に巡ってきてますよ、って言われたら、

 

道理で毎日良いこと悪いこと、巡ってくるわけだなぁ、仕方ないことだったのか、と思えて、理不尽も受け入れやすくなりそうな気がする。

 

 

……といって、悪いことが思い浮かばないんだけど。

 

 

 

 

 

六星占術 自動計算』とかで検索すると出てきます。

性格はけっこう当たってる気がした。

他の占い方法のサイトも関連でチラッと見たけど、そっちの性格分析? はあんまりピンとこなかった。

 

ホントに色々あるなぁ。

 

とりあえず、謙虚でいなさい、無駄遣いに気を付けなさい、とのことなので、もう既にやってしまった衝動買いのことはそっと心に仕舞って、これから気を付けていこうかなと思います。

 

 

占い関係なく、気を付けた方が良いことだと思うから……。

 

 

 

 

信じるとか信じないとか関係なく、違う視点でものごとを見る感覚で、あと、自分の姿を省みる意味でも、占い、いかがでしょうか。

 

 

 

 

 

眠い! 

おやすみなさいませ!

 

 

 

 

はじめまして、噂のエヴァンゲリオン。

お疲れ様です。

 

 

感染者の増大により、人と外に遊びにいくのを見送った最近です。

この慎重な行動は正しいことだろうけれど、なんか悔しい。

 

でも医療関係者の皆さまの大変さ(などという言葉では到底表せない壮絶な現場の状態)(これもニュースに流れる一部や想像でしか知らない)を考えると、自分の少しの我慢でも役に立てるならと思う。

 

 

緊急事態宣言が最初に解除された時、

 

「病床数の余裕が出来てくるから」とか

「逼迫した状況じゃなくなってきたから」とか

 

解除理由があったけれど、もちろん経済的に必要なことだったと思うけれど、

それを聞いた「全然余裕なんて感じてませんけど!?」という現場の人たちも沢山いたはずで、だからニュースで「もう大丈夫」みたいな言葉を聴くたびに、現場の人たちの耳にこのニュースが入らなければいいのに、と思っていました。

 

今も、いや、今は前よりも状況が悪いから、オリンピック、選手たちが楽しそうに競技しているのを見るのは嬉しいけれど、祭典の途中だろうがいつ「中止で!」って言われたって、構わない。

 

構う人もいると思うけど、とにかくみんな健康でいてほしい。

 

 

 

 

 

 

そうやって家で過ごしている間に、エヴァンゲリヲンを見ました。

年明けにやっていた金曜ロードショーで劇場版の3作を連続で放送していて、録画していたのですがそれをようやく見た、という。

 

エヴァンゲリオン公式サイト (evangelion.co.jp) 

 

ほぼ初試聴。

有名な作品なので、どこかしら何かしらで目にすることはあるし、登場人物の名前とかデザインとか知らずに生きてくる方が難しい。

人気があるのは知っている、オタクにとっての必修科目、などと言われていたものの、私は未履修でした。

 

今回初めてサイトを検索しました。

 

黒地に白の力強い文字。もしくは白地に黒。あのフォント。

サイトがまさしくエヴァンゲリオンのイメージ。

 

カタカナの「ヲ」なんて久しく使ってなかったんだな、と思ってサイトを調べてみたのに、そこで普通に「エヴァンゲリオン」って書かれていたので

 

あ、いいんだ(笑)

 

って意味もなく入っていた肩の力が抜けました。

思っていたよりもエヴァンゲリオンは私たちの生活の近い場所にいるのかもしれない、という距離感の修正。

 

 

じゃあ『ヲ』ってなんなの?

なにか意味があるの?

 

などと首をかしげておりますが、すでにこの謎は解明されているのでしょうか。

 

 

 

 

内容について話します。

ネタバレになるので、嫌だっ! って方はお気をつけて。

 

 

 

結論から申し上げると、とても面白かった。

遅ればせながら、最後の映画も見ようと思った。

 

グロいけど、暗いけど、地獄みたいだけど、なぜか面白かった。

 

 

 

セカンドインパクトという世界規模の大災害が起きた世界。

使徒」と呼ばれる正体不明の巨大な生物に襲われる日常で、使途に対抗するため人造人間エヴァンゲリオンに乗り、少年少女は戦う。

 

強制的にその戦いに巻き込まれることになった主人公・碇シンジくん。

 

嫌だ、乗りたくない、つってんのに、なぜかエヴァンゲリオンに乗ってる。

 

彼は、ずっと理不尽な目にあう。

戦いたくないのに戦わなきゃいけないし、戦ったら戦ったで同級生に殴られる。

共に戦う女の子には罵倒されるし、彼のお父さんはずっと彼に冷たい。

 

 

何度か逃げ出すタイミングもあったはずだけど、結局自分で選んで乗ってる時もあるから、彼がまったくの被害者なのか、と言われればちょっと分からない。でも、みんなもう少し彼に優しくしてくれてもいいんじゃないか、とは思う。 

 

 

誰もが言葉足らずで、

それ説明しといたら誤解を生まなくて済んだんじゃないの? とか

それお互いに話しておいたら悲しい思いしなくて済んだんじゃないの? とか

人の話ちゃんと聞いといたら世界滅ぼさずに済んだんじゃないの? とか

 

みんな、ほんと、ほんとさぁ……!

 

 

「どういうことなの?」という話の根本も根本という部分を説明しない大人が多すぎる。

 

 

 

シンジくんのお父さん・ゲンドウが、元凶って言うか、そういうのも聞いていたので、どんな冷酷な人間の顔をしているんだろう、と思って見ていたら、

 

初登場のゲンドウさんの、グラサンの奥の瞳が、めちゃくちゃキレイ。

 

ビックリした。

彼は本当に純粋な気持ちをもって、シンジくんを道具として扱っているんだ……?

 

良くない思考に支配された人間、みたいな闇を感じる瞳の描き方をされていなくて、本当に綺麗でつぶらな瞳。

 

すごい。キレイ。

 

何度見返してもキレイ。

 

この瞳のまま強硬を続ける限り、たぶんゲンドウさんとシンジくんは分かり合えないんだろうな……と感じさせる瞳をしていました。

 

 

 

ミサトさん、めちゃカッコいい。

加持さんが出てきて、なんかいい雰囲気になった時、「あっ?! ちょっと!」って謎の焦燥感に苛まれました。一瞬ですけど。

結局加持さんもカッコいいから……って思って、映画のサイト見たら、キャラクターのページに載ってないの。

 

ごめん、許すわ。

 

強く生きてほしい。

 

 

綾波レイ

彼女だけは、フルネームがサラッと出てくる。「聞けば知ってた」みたいなキャラクターもいるけど、彼女だけは、知っていた。

ヒロイン。これはヒロインだわ。

シンジくんが彼女の部屋、プレハブ? に入っていったときに彼女が裸で、それを目撃したシンジくんが「服を着てくれ」と抗議するシーンがあって、それはシンジくんが悪いやん、勝手にシャワー浴び終わったところに入ってきたシンジくんが悪いやん、と思って、シンジくんのそういうところ、お母さんはどうかと思うなぁ!(……ユイさん面してしまった。謝らなきゃ)

 

 

惣流・アスカ・ラングレー

シンジくんにもう少し優しくしてもいいんじゃない勢の一人。

理不尽だけど、とても強い。戦いにおいてはド正論というか、シンジくんを甘ったれと認識していて、なんというか、カッコいい。一人でも戦える、って仲間なんて信じてなかった彼女が、素直に名前を呼ぶことはなくても共闘を選んでいくのは、純粋に良い。

たぶんアニメではもっとしっかり彼女の変化とか見れたと思うので、いつかアニメも見たい。アスカを見るために見たい。

魅力的なキャラクターです。

 

 

真希波・マリ・イラストリアス

最高にイカれてて好き。

メガネのツインテで、まさかのキャラ設定だったから、ギャップに掴まれました。

アニメを見てない人間なので、映画だけだと加持さんと同じく、本当に多くを語られていない人で、とにかく戦い方がクレイジーで、もう少し荒々しければ、戦闘狂ってやつだ、とレッテルを貼るところ。

マリのことももっとちゃんと知りたい。アニメ見ないと。

 

 

 

渚カヲルくん。

 

……カヲルくん? 彼は、何?? なんなの??

 

すごく衝撃的だった。

他のみんながけっこう荒々しく登場する中、静かな登場だった彼。

 

噂で突然ピアノの連弾に誘われるよ、とは聞いていたけれど、シンジくんの腕を初手で掴むじゃないですか。

突然の接触を爽やかにやってみせる『cv.石田彰さん』なんて信用できない。

 

シンジくん逃げて、その人、ちょっと距離感おかしいから!

 

……と、映画を重ねるごとにどんどん美人になっていくシンジくんに庇護欲のようなものを感じ始めていた私は焦っていたのに、シンジくんには伝わらない。

 

 

その頃のシンジくんは、誰の説明もないためにいつものごとく自分の置かれている状況を理解できずにいた。

 

だんだん距離が縮まってきたかなと思っていた綾波レイにも質問を全て「知らない」と返されて、誰に頼ればいいんだ状態。

 

というか、そもそも誰もちゃんと彼と会話をしてくれない

 

そんな中、突然優しくしてくれる渚カヲルくん。

 

 

そう、シンジくんは優しさに飢えていた。

 

 

君を助けるためにここにいるんだよ、とか、タイムスリップして上も下も分からないヒロインに突然優しくする乙女ゲームの攻略対象が言うセリフみたいなことばかり言う。

 

石田彰さんの声で。

 

甘い。甘すぎる。

 

 

それに呼応するように、どんどん美人になっていくなぁ、と思って眺めていたシンジくんがヒロインみたいな顔に変わっていく。

 

頬も薄ピンクに染める(次の瞬間には絶望に染まっていたりするんですけど)。

 

 

シンジくんの話し相手といったら、もうカヲルくんしかいなくて、寂しさからなのかシンジくんはカヲルくんに「夜の星を見ないか」と誘う。

 

了承したカヲルくんと二人で地面に寝そべる。

 

「渚くんと星を見たら楽しいかなって」

 

まだ名前で呼び合う仲でもないのに星空観賞に誘った理由を、照れながらシンジくんが言う。

言いながらカヲルくんの方に視線を動かすと、なぜか愛しいものを見るように寝そべるシンジくんのことを身体を少し起こして眺めている。

 

なに?

 

カヲルくん、なに??

 

私は今、何を見せられているのだろう、という戸惑い。

 

 

そんな信頼していた彼も、まぁ、シンジくんの絶望の一端を担う、のでしょうか。

シンジくんの首輪を「僕がつけるつもりだったんだ」と優しく取り去る彼の笑顔。

 

ほんと……なに……?

 

色んな意味で、心乱された『Q』でした。

 

 

もう、最後まで見ないと、シンジくんが幸せになるのか、最後まで見ないと。

綾波レイは、ゲンドウさんは、アスカは、マリは。

 

人類が滅亡しかかっているので、そこがスタート地点の完璧なハッピーエンドってなんだろうとも思いますが、シンジくんが自分の行動や気持ちに納得できたらいいなと思います。

 

 

序、破、と来たら次は分かる、みたいな話を当時目にしていて、そこで『序破急』という言葉を知りました。

 

結末に至っていないような気がする『急(Q)』ですが、とにかく早く続きを見なければ。

 

 

映画公開時にたくさんやっていたエヴァ関連の特番、今なら見たい。

興味の無いことを、興味が無いからとないがしろにしていると、こうやっていつか後悔するんだな、と改めて感じています。

 

 

何にでも積極的に触れていける人間になりたい……。

 

 

 

長くなりました。

なんだかカヲルくんとシンジくんの関係に戸惑った話が一番長くなってしまった気がしますが、とにかくエヴァ面白かったです。

 

今のところ一番マリが好きかも。

誰よりも安心して見ていられるかな、と。