推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

『ことり文書』を読みました/みなさん台風お気をつけて

お疲れ様です。

前回の記事から1か月空いてしまった、ビックリした。

 

こうやってどんどん手から離れていくのかなぁ……、とふと思って少し寂しいです。

 

出来れば、どれだけ間が空いてもいいから、せっかく始めたことだし……

 

って思ったけど、そこまで固執する必要もなさそう、かも?

在り方が変わるのは、可笑しいことじゃないし、放置して自分が気になるなら……他の方法を考えるのも悪くなさそうです。

 

なんとなく思っただけなので、まだしばらくは続けると思います。

もしこちらを日常から手放したとしても、別のところで本のことを話すような場所は作ると思います。

 

いや、まだ何もないんですけど、想像は尽きません。

 

 

読んでここに書きたいなぁ、と思った作品を机の上に積んでいくクセがあります。

1か月ほったらかしにしたことにより、まぁ……積んであります。

 

机がせまいよぅ(笑)

 

 

ことり文書(ハルタコミックス)

著者:天野実樹 出版社:KADOKAWA

13歳の小鳥は好奇心旺盛なお嬢様。

おしとやかに、と言われても元気いっぱいに外へ遊びに行くし、危ないと言われても木に登る。

気になるものがあれば走っていってしまう小鳥のお目付け役・カタブツ執事の白石は毎日まいにち気が気でない。

 

心が疲弊していた覚えもないのですが、こちらの作品を読み終わった時

 

「こういう作品ばっかり読んでいてぇよぉ~~~~~!!!!!!!!!!」

 

と思いました。

白石の心労は尽きないかもしれないけれど、怒る声が優しくて、見守る周りも優しくて、小鳥ちゃんが愛されているのが全ページから伝わって、とても幸せで、満たされました。

 

誰かがちゃんと愛されている作品は、心に良い……。

 

作中、たくさんの人が小鳥ちゃんのことを呼ぶのですが、たぶんその全部に愛が詰まっている。

呼ばれた数以上の愛情があふれていて、ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたい作品です。

 

 

ハルタコミックスのこと好きになるお年頃だから、最近どんどん買ってしまいます。

で、楽しみすぎて、読めずに貯めている。

 

早く読みましょう……。

 

 

風が強くなって、ずっと外がガタガタ言っております。

ドキッとする大きさの音を立てて、雨戸が震えております。

 

みなさん台風、お気をつけて。

 

外に確認に行ったり、防げる怪我をしないように、ホント、お気をつけて。

大切なものは自分含め、室内にしまっておきましょう。