推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

ボク、オシゴトダイスキィ

お疲れ様です。

 

1か月も間が空いてしまったのは初めてです。

 

パソコン系の資格を取るべく、勉強しておりました。

いや、勉強は、していたような、していなかったような、ですが、

 

「勉強する!」

 

と公言した以上は、勉強以外をあんまりするのも罪悪感が生まれてしまうよなぁ、と、何にもしていない時間が増えました。

 

どういうことなんだ、なん……なんなんだ!

この時間はなんなんだ!

勉強しなよ!

しないのかよ!

じゃあ他の事しなよ!

しないのかよ!

 

というもどかしさを感じる日々でした。

 

 

 

無事に資格、取れました。

 

3月中に資格を取る、という明確なゴールがありまして、

勉強中に時短勤務が終わり、

 

2時間も勤務時間が増え(もとに戻っただけ)、

長い勤務時間に慣れず(もとに戻っただけ)、

 

みたいな最近で、

 

燃え尽き症候群のような感じで(燃え尽きるほど勉強していない)、

やりたいことはまだ沢山あって、

でもどれも手につかなくて、

はぁどうしましょうってな感じで、

 

そんな中でお仕事は毎日行かなくてはいけなくて

私にはそれが救いでした。

 

 

 

お仕事があると

 

どれだけやる気が出なかろうと動かなくてはいけないし、

朝は起きなきゃいけないし、

お昼になるとご飯は食べないといけないし、

そもそも外に出ないといけないし、

 

と、人間らしい生活のリズムが勝手に作られるので、

 

ウーーン、ボク、オシゴトダイスキィ

 

 

気力がなくとも、自然に身体を動かしてくれるお仕事、

感謝しております。

 

2時間短くてもやる事熟せそうですよ、という気持ちが見え隠れしているかもしれませんが、それはそうです。

感謝しつつも、8時間はやっぱり長いのよ。

 

みんな働きすぎだぞ☆

 

 

 

 

 

さて、最近読んだ本。

伊坂さんの外れはどこにあるんだ。

 

夜の国のクーパー創元推理文庫

著者:伊坂幸太郎 出版社:東京創元社

ISBNコード:9784488464035

目を覚ますと見覚えのない土地の草むらで、蔓に縛られ、身動きが取れなくなっていた。仰向けの胸の上には灰色の猫が座っていて、「ちょっと話を聞いてほしいんだけど」と声を出すものだから、驚きが頭を突き抜けた。(文庫本あらすじより)

 

なんだろう、この本の内容について、どんなことも説明したくない(笑)

読んでくれ、ってなってる。

裏表紙のあらすじから読み取れること以外は、読んでくれってなってる(笑)

 

いつも、本当はどの作品もそうなんだけれど、もう少し内容について、さわりだけでも文章にするのですが、もう、なんか、なんだろう。

 

とにかく面白かった。

 

猫が語る話が、猫が住む国で起きた戦争の話だったりするので、血が流れたりする描写はあるのですが、猫が語るせいなのか、少しポップというか、

たぶん、人間の視点ではなくて、猫の感じ方だからか、辛さが薄い。

 

ガッツリ戦争ものを今楽しんで読める気がしない情勢ですが、ちゃんと作品に入り込めました。

 

猫がめちゃくちゃ動きます。

動きの描写が、いい。

 

鼠が出てきます。

猫と鼠のやり取りが、いい。

 

ぜひ、ぜひ。

なんだろうなぁ、伊坂さんの、この、怖いことを少し受け入れやすくする文章、というか、なんだろうなぁ、好きだなぁ。

 

ぜひ。

 

 

 

 

 

久々にここに来ました。

色々と忘れてしまった感覚を、取り戻していきたいなぁと思います。

やる気と共に。

 

そうだ、オシゴトダイスキィの点、もう一つありました。

 

職場に早く着くと、朝読書が捗る。

 

オシゴト アリガトウ ダヨ ‼