推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

最後、狭い部屋もいいって話をしたことを忘れていた。

お疲れ様です。

 

 

さ、さむっ、寒い、へぁぁぁ寒い。

 

 

突然来ましたね。

明日の朝の道路のコンディションが心配です。

 

明日の出勤の心配を当たり前のようにしてしまうような、そんな大人になりとうなかった、いや、なれて良かったのか。

でも、「明日休みたいっすね」って言える職場にいられて大変幸せです。

 

 

 

冬が来ると、朝起きて布団から出るのと同じくらい、お風呂の湯船から出るのが困難になります。

 

あったかーい、って入って、のんびりしていたら、ちょっと水温が下がって、出たら寒くなる、ので、出るのを躊躇う、と、もっと温くなる、ので、全然身体が温まらない状態で外に出ることになる。

 

何十年も湯船に浸かるという生活をしてきているはずなのに、全然上手にならないことの一つです。

 

 

が、今日は、なんととても良いテンポでお風呂から出ることができたのです。

 

タイミングさえ間違わなければ、お風呂上りはこんなに身体がポカポカするんだ!!!! と驚きと感動を与えてもらいました。

 

 

今日の私は一味違いますよ……

 

あとはもう寝るだけという状態ですが。

 

 

もしかしたら寝るまでの少しの間にも、ミラクルを起こすかもしれません。

 

 

 

お風呂に入っている時が一番いろんなことを雑多に考えてしまう時間だと思っているのですが、今日はその短い入浴時間ながら、ふと「前に借りてた部屋は良かったなぁ」などと考えていました。

 

 

前にいたアパートは1Kの部屋でした。

 

 

部屋とキッチンの間に扉があって、キッチンは廊下も兼ね備えていて細長い。

キッチンの後ろに扉のない洗面所があって、左右にお風呂、トイレがくっついている。

 

コンパクトな部屋でした。

 

 

狭い部屋の困るところは、狭いところかもしれませんが、狭い部屋の良いところは狭いところです。

 

な…何を言っているのか わからねーと思うが、私はとにかくあのコンパクトさが好きだった。

 

ほとんど動かなくても大体のものが近くにあって、眠いなと思ったらすぐそこにベッドがあって、扉は開けっ放しにしておけば冷蔵庫すらもすぐそこにある。

 

楽で、簡潔で、とても良かった。

 

 

夏・冬になると特に、狭い部屋はいいなと思います。

 

冷暖房をかけたときに、部屋全体を同じ室温にするのが容易いからです。

 

普通なら扉を閉めて、一部屋を涼しくしよう、温かくしよう、と考えるところ。

狭い部屋は緩くエアコンをかけるだけで、実家なら寒くなってしまうトイレや廊下も温かくなるのです。

 

お風呂上りも、脱衣所が温かい。

 

とても良い。

 

 

 

お風呂上りに寒いの意味わからない。

 

ヒーター買おうかな……

 

可愛いやつ……持ち運びが出来て……

 

いや……

 

買わないかな……

 

持ち運ぶの面倒だしな……

 

 

 

うん、買わないです。

 

 

 

風が強く吹いている(新潮文庫

著者:三浦しをん 出版社:新潮社

ISBNコード:9784101167589

箱根駅伝を走りたい。そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「速い走り」ではなく「強い走り」を。個性的な仲間たちがたすきを繋ぐ、疾走青春小説です。

 

今年の箱根駅伝はどうなるんだろ、って調べてみたら、例年通りに開催が決まっていて、ああよかった、とホッとしました。

初めての無観客にはなるそうで、道の両端から「頑張れー!」っていう声援が飛び交う様子が当たり前だったので、お茶の間も中継の映像で物足りなさを感じると思いますが、選手たちにとってはどうなんでしょうか。

 

誰もが怪我なく、悔いなく、走れるといいなと思います。

 

映画は映画館に観に行ったのですが、作品の途中に結構長い間無音になるシーンがあって、お腹すかせて観に来てたら盛大に腹の音を響かせてたなぁ……と戦慄した覚えがあります。

 

 

 

あと少し、もう少し(新潮文庫

著者:瀬尾まいこ 出版社:新潮社

ISBNコード:9784101297736

陸上部の名物顧問が転勤となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが……。元いじめられっ子の設楽、不良の太田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。

こちらは中学生の駅伝です。「走る」という事自体が青春だとは思っていないけれど、何か近いものはあるような気がします。

「走る」っていう自分の身体だけをひたむきに鍛えて動かしていくのは、すごく洗練された行為のような気がして、すごく魅力的。

生命力、とか、そういう言葉が直結するような力強さがあります。

 

熱い。

 

 

 

 

職場で自分の仕事場がある3階まで、毎朝階段を使ってのぼっています。

えっちらおっちら、のそのそと階段を必死に上っていくのと、例えば駆け足で上っていくのと、どっちが青春かな、と考えたら、やっぱりそれはただの通勤の手段の一つというか、キラメキが全然違うなって思う。

 

青春っていいよなって思う。