推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

身体を積極的に削っていくスタイル(喫煙という行為)

お疲れ様です。

 

 

先日職場で、もやっ……としたことがありました。

どれだけ考えても帰り道も納得できなくて、ううんんんと思いながら、カルビーのポテトチップスを3種類と消費期限が間近に迫ったシュークリームを買って、帰ってきてお風呂に入ってご飯を食べたら、満足して、気が付いたら全然もやもやが無くなっていて、

 

あ、お腹すいてたのかな(笑)

 

って思いながらもう一度考え直したら、やっぱり納得はしないんだけど、でもちょっと笑えてしまった。

プラスにならない考え事は空腹時に行なわない方が良い。

 

 

原因は、今この時だからこその会社のアレコレなんですけれども。

 

 

 

職場には喫煙室があって、皆が働いているフロアに隣接している。

喫煙者が結構いるので代わる代わる皆さん使用されるのですが、驚くほどタバコの臭いがしない。

近くで仕事してるけど、本当に全然感じたことなくて、こりゃ換気の力がきっとすごいんだな、と思って感心していた。

 

先日までは。

 

 

つい先日、コロナ感染防止の為に「すべての部屋の窓を定期的に開けましょう」と上からのお達しがあった。

その『すべての部屋』の対象として喫煙室も含まれたのだ。

 

 

窓を開ける。

 

喫煙室に人が出入りする。

 

窓から出入口へと風が通る。

 

 

煙りはしないけど、臭いがすごい。

服に臭いつきそう。

 

換気能力が高い、と思っていた部屋。

窓、開ける必要あるかなぁ、ってずっと思っていて、でも、開けるんだって。

 

フロア全部じゃなくて、近い部署だけがタバコ臭くなるだけだから、皆から苦情があるわけじゃない。

 

そもそも喫煙者が多いんだから、嫌悪する人が少ない。

 

私は今まで周りにあんまりタバコを吸う人がいなかったので、慣れてないし、ハッキリ言ってしまえば好きじゃない。あと単純に健康的なものではないイメージが強いから、やっぱり好きじゃない。

 

鼻も奥の方がツンとする。

うんんんんん。

 

 

 

ちょっと聞いてみた。

立場とか、雰囲気とか考えつつ、かなり控えめに「喫煙室も換気しなきゃダメなんですかねぇ、やっぱり」って聞いてみた。

質問してもいいよ、っていう雰囲気の職場だから、ありがたく聞いてみた。

 

 

「まぁねぇ、管理課からの指示だからねぇ」

 

 

って言われた。

それを聞いて私は、そうですよねぇ、仕方ないですよねぇって思った。

そこで終わってくれたら、私、納得してた。

 

こちらも仕方なくやってるんだよ、って。

 

しかし、そこでひと言続いてしまったんだ。

 

言ったんだ、その後で。

 

 

「でも、コロナに感染するのとどっちがいいんですかって話よ」

 

 

って。

 

 

ん。

 

んんんん。

 

 

待って、天秤おかしくない??????(笑)

 

 

病気のリスクと受動喫煙のリスクだよ????????

 

職場の人間の健康を守るために、職場の人間の健康を害していく姿勢???????

 

 

どっちが嫌って、

そんなん、

 

どっちも嫌だわwwwwwwwwwwwww

 

 

 

 

例えば、コロナ感染予防の為に引き換えにするものが、時間や手間だったら。

 

時間はかかるけど、毎朝掃除しましょう

管理の手間はかかるけど、小さい部屋を使用する場合は人数制限を設けましょう

 

だったらめっちゃ分かる。

そうですよね、面倒はあるけど、必要なことですもんね、って思える。

 

 

しかし、しかしだぜ。

『みんなの健康』と『みんなの健康』を天秤にかけて、どうする、何も解決してないよ、私解決を感じられない。

 

 

 

出会った人たちだから、みんな健康でいてって思う。

コロナに限らず、病気やケガしないでって思う。

 

と同時に、

 

コロナ感染によって危険にさらされる肺、タバコ吸ってる人間が守ろうとしてんじゃねぇ、健康の為とか言うなよ、タバコやめろ、いや、違う、もっと攻めた姿勢見せてくれよ!

 

 

そんなヒヨった姿見せないでくれよ、強気でいてくれよ!!

 

 

みたいな謎の期待もある。

 

 

 

 

ところで、喫煙室の同時利用する人数の制限してる?

 

とか

 

タバコを吸うためにマスクを下げた口元でめっちゃ喋ってるんじゃない?

 

とか

 

換気も必要かもしれんけど、それと同時にそっちも指導してくれてる??? みたいな疑問もある。

私が知らないだけでやってるんだろうか。

 

 

とにかく私にとっては、コロナも受動喫煙も、健康を害するものとして同じ位置にある。

なんならコロナよりも受動喫煙の方が人間の行動でどうにか出来そうな気がして、どうにか出来るならそんな簡単に諦めないでほしい。

独りよがりの考え方で申し訳ない。

 

決して「喫煙してる人は、密室で密にしてればいい」などと考えから排除しているわけではないので悪しからず。 

 

 

 

 

私が質問した人は、元々タバコを吸っていた人だから多分タバコに対する意識や考え方が違う、から仕方ない、とも思う。

 

 

嫌煙家 ⇒ タバコの臭いさせてるやつ近付くな、は? 喫煙者ですか?はぁ、ああそうですか、へぇ(驚くほど冷たい視線)

タバコ好きじゃない人 ⇒ タバコの臭いに敏感、嫌悪感はまぁある。

何の感情もない人 ⇒ 吸いたきゃ吸えばいいんじゃない、構わんよ

以前タバコを吸っていたけど今は止めてる人 ⇒ タバコが健康に良くないことは分かってるけど、耐性もあるし、吸いたい人の気持ち分かるし、別に嫌とか思わない

タバコ吸ってる人 ⇒ タバコの煙は空気

 

 

くらいの差があると思ってる。

 

私はたぶん、『タバコ好きじゃない人』くらいだと思う。

お互いたぶん分かり合えない。

 

 

結局『上の指示により』という大きな理由があるので、私は納得してる。

仕方ない。

普通に仕事に取り組めています。

 

たまに眉に皺寄せつつだけど。

 

 

 

それはそれとして、キセルやらタバコやらを咥えているキャラクターはめちゃくちゃカッコよくて好き(笑)

リュウマのガゴウ(ヤングキングコミックス)

著者:宮下裕樹 出版社:少年画報社

絵がめっちゃ好き。

最初の方は読んでいて、どういう話なんだろう、戦う感じ? アクションがめちゃくちゃカッコいいな、人知れず人々を助けてさすらってるヒーローの話だろうか? 気だるげなヒーローっていいよな、とか思いながら読んでいたら、そのヒーロー『リュウマ』がどうして生まれたのか、とか、一気に世界がぐわっと広がって、ただのアクションじゃないぞ、これは、歴史の話だ、と引き込まれた作品です。ぜひ。

なんかどの部分を話してもネタバレにしかならないくらい、描かれていたアレはアレと繋がっていて、っていう展開の連鎖なので、何にも言えないんだけど、途中に出てくる、その風貌でヒーローになるのか? というキャラクターがめちゃくちゃカッコよくなるのが最高です。ぜひ。

 

 

 

 

 

タバコに関してだけじゃなくて、どんな感情でも、「嫌い」や「好き」という言葉の度合いっていうのはなかなか伝わらない。

 

言葉の面白いところで、難しいところだと思う。

 

人それぞれの意識の差とか考え方の違いって、ずっとぶつかり続けて、折り合いをつけていかないといけない部分だと思う。

 

 

とても興味深く感じています。

 

 

職場で尖りすぎないように、気を付けてやっていきます(笑)