推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

ワクワクを見つけられる自分にも。

お疲れ様です。

 

 

冬、どうした。

 

暑い。

 

職場は暖房に切り替わっていて、こまめに冷房・暖房の切り替えをするはずもなく、先日のぼせそうになりました。

 

暑い。

 

ほぼ夏みたいな恰好で仕事しています。

 

鼻の頭によく汗をかくのですが、マスクの鼻の天辺が当たる部分だけ濡れて色が変わって、少し恥ずかしい。

高くない鼻が主張してんじゃないよ。

 

どうせ冬らしい寒さが来たら、みんなまた「寒い」ってぼやき出すので、冬は気にせずに春になるまでお務めをしていただけたらと思います。

 

クレームでもないクレームを全部気にしていたら、お仕事進まないからね。

 

今年も冬、よろしくお願いいたします。

 

 

……まだ冬には早いのか。

冬っていつからが冬なんでしょう。

 

 

 

 

先日、寒い日。

職場の隣の席の女の子が、自販機で温かい飲み物を買って席に戻ってきて、

 

「大きいサイズの温かいペットボトルが欲しい」

 

と言っていました。

 

 

言われてみれば。

 

うん。

 

見たことないかも。

 

 

 

気になった職場の人間たちは、その答えを探すべく、アマゾンの奥地へと足を踏み入れたのだった……とはいかないので、ネットで調べてみた。

 

 

温かいペットボトル飲料について書かれたページを発見。

 

 

曰く。

 

販売しているらしい。

 

でも、少ない。

 

 

なぜか。

 

 

そもそも、500mlの容量を温かい状態で飲み切るのは困難だろう、という考えがあったそうな。

確かに、飲み切る頃には温かかったお茶も冷めてしまっていそう。

そして、コンビニのホット用の什器の関係。什器が、背の低いものしか入れられない高さ設定になっているのが多かったから、だそう。

 

でもユーザーから『量が物足りない』などの意見があり、500mlも販売をするようになった。

 

メーカーによっては、ペットボトルのまま再加温OKのところもあるらしい。

 

 

企業努力、すごい。

涙出る。

 

 

頑張ってるんだな、と知ると、なんかお金を落としたくなる。

みんな頑張ってると思うけどね。

頑張ってない人なんていないだろうけどね。

 

大きいサイズだと、飲み終わるまでに冷めてしまうのも確かだけど、量が多い方が温かさが持続するような気もする。ふかふかのコートの内ポケットなどに入れておいたら、凄く温かそう。

 

あ、でもそれだと、サイズが小さい方が懐に忍ばせやすそう。

 

あ、でもそれだと、すぐに冷めちゃうかもしれない。

 

あ、でも大きいとポケットからはみ出して、その分外気に冷やされそう。

 

やっぱり小さい方がいいんじゃないか

 

 

 

結論:場合による

 

 

 

どこかで大きめのホットをお見かけした際は、用途によって必要な方をお買い求めください。

 

飲み物に対して『用途』っていうのも変な話ですけれども。

 

 

 

 

 

そういえば。

まぼろしまたね(アクションコミックス)

著者:糸なつみ 出版社:双葉社

ISBNコード:9784575853537結構前にオススメした『まぼろしまたね』の最終巻が結構前に発売しておりまして。

 

私は何故かコミックスが全巻揃うと、手放したくなる、という変な癖? があります。

どれももちろん好きで買って、感動もすれば、人に貸したり、感想を言い合ったりしてきた作品も、手放してしまう。

というのも、家には収納場所に限界があって。また、いつ引っ越すかも分からん身などと考えていると、あまりモノを増やしたくなくて。

書店の棚の在庫管理のように、今必要なもの、これから増えていくもののことを考え始める。

棚の整理をする結果、完結したものは一旦(とはいえ何度も何度も繰り返し)楽しんだものとして、一番バイバイする位置に近くなる。

これは「今必要なもの」などを考えた結果なので、たまに数年後に、手放したタイトルを買い直す、などということもあるのですが、とにかく私は手放してしまう。

 

でも、本当に本当に手元に置いておきたいものに関しては、手放さない。

 

いくつかそういうタイトルがあって、この『まぼろしまたね』もその一つになりました。

 

どうしてだろう、たった3巻。「長期連載で前の方を忘れてしまう」なんてこともないはずなのに、何回読んでも泣いてしまう。

記憶力の問題とか言われたら自信なくなるけど、展開が分かっていようが、泣いてしまう。

「またね」とタイトルで言われた「まぼろし」のことを考えてしまう。

 

自分でも何が刺さるか分からないなと思う。

 

とりあえず、今の私には必要な作品であることは確かなようです。

 

 

 

フィクションは娯楽だから、絶対必要ってものじゃないはず。誰もが要ると思っていないものの中に、自分が必要だと思えるものを見つけられるのって、すごくワクワクします。

 

作家先生への感謝も、毎日尽きません。

 

 

 

ありがとうございます。