『可愛い』が映画館で待ってる。
お疲れ様です。
最近LINEでやり取りをしている男性がいらっしゃいます。
残念ながら、というのも可笑しな表現ですが、恋心は今のところ生まれておりません(笑)
私が今度、夕方頃に上映される映画を見に行く予定だ、という話をしていて、
「映画館まで運動がてら歩いていこうかな、と思っていたのですが、映画が終わってから夜真っ暗な道を1時間以上かけて歩いて帰ってくるのは相当の覚悟がいると気が付いたので止めます」
という、何一つ内容のない私の、なんだこれ、本当に何にもないじゃないか、こんなもの、よく聞いてくれるな、申し訳ないわ(笑)
やり取り全てから優しさが溢れる方なんですよね、ありがたいわぁ。
とにかく、そんな話をしていたらお相手から
「女性なんだから、気を付けてくださいね」
と返信がありました。
はわわ、女性に対する気遣い~~~~~
とか全然思えなくて。
なぜこちらが気を付けなければならないのだ??????
という気持ちに支配されました(笑)
もちろん自衛は必要で、気を付けないといけないのは分かる。
夜は人の目が届きにくくて、開放感がある。悪い人はたぶん夜が大好き。
まぁ、昼間でも悪いことする人は悪いことするんだけど。
悪い人がいて、それを前提に色んなものが作られてる。
警察は必要だし、110番に電話をかければ「事故ですか? 事件ですか?」って聞かれる。
江戸時代のお奉行様、与力とか同心とか岡っ引きとか、今の警察が出来る前から、悪い人から人々を守る組織はある。
悪意に備えることが必要なんだと、ずっと知ってる。
ちなみに岡っ引きは公式の立場ではなく、同心のポケットマネーで雇われた人たちだそうです。元々悪いことをしていた人が多い、という話を私は『うちの旦那が甘ちゃんで』で教えてもらいました。
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小説を楽しみながら、色々知る機会を与えてくれる作品、好き。
……話がそれました。
とにかく悪い人ありきで生きていかないといけないし、万引き犯がいる前提で書店は作らないといけないし、ギリギリで戦っている世の中のお店は、そんな事の為に負担を強いられている。余裕なんてないのに。こんちくしょうめ。
そういう不条理とか、理不尽のために、本来であれば『やらなくてもいいこと』や『気を付けなくてもいいこと』を知っておいて、そして行動しなくてはいけない。
ってのを思い出させる「女性なんだから気を付けて」という言葉でした。
背が低いとか、裾の広がったボトムスを履いているとか、シルエットが弱そうな人間は夜の散歩を控えろと言う。
いや、誰に言われたわけでもない、けど、たぶんそうなのでしょう。
夜の散歩って絶対楽しいのに、風や、だだっ広い空間を感じるのが気持ちいいのに、きっと昼間よりも広く広く見えるから、やっちゃいけないことラインナップに入ってるの、めちゃくちゃ悔しい。
夜の散歩がしたいなら付き合いますよ、って言ってくださったりしたけど(優しい)、そうじゃないんだ、そうじゃないんだよ、夜の散歩がしたいってのは具体的な望みであって、大きな気持ちは「意味の分からん我慢したくない」なんだよ、そんでもって、とはいえ、一人で夜の散歩したいんだよ。二人と一人じゃ違うと思うんだよ。
言ったろ、開放感があるんだって。
二人じゃ開放感半減するじゃんよ。
夜は暗くて怖いけど、その怖さだって何か危険なことが起こるかもしれないという危機感から来る恐怖が大半を占めている、はず。
危険なことが減ったら、暗さに対する怖さは減るんじゃないかな。
って、
思って。
その男性が悪いわけじゃない。
「夜道は気を付けましょう」ってのは女性に限った話ではない。悔しいかな一般常識と言っても正しいと思う自分もいる。
そもそもやっぱり、悪いのは悪いことする人なんだ。
それでも、もやもやするよね。
って、どうしようもない憤りに苛まれたら、そうだ癒しを得よう!!!
皆さんも、さあご一緒に!!!!!!
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来
人間たちの自然破壊により、多くの妖精たちが居場所を失っていた。森が開発され、居場所を失った黒ネコの妖精シャオヘイ。そこに手を差し伸べたのは同じ妖精のフーシーだった。
フーシーはシャオヘイを仲間に加え、住処である人里から遠く離れた島へと案内する。その島に、人間でありながら最強の執行人ムゲンが現れる。フーシーたちの不穏な動きを察知し、捕えにきたのだ。戦いの中、シャオヘイはムゲンに捕まってしまう。なんとか逃れたフーシーたちはシャオヘイの奪還を誓い、かねてから計画していた「ある作戦」を始める。
一方、ムゲンはシャオヘイとともに、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指す。
(参照:TOHOCINEMAS作品情報
羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来 || TOHOシネマズ
)
可愛い!!!!!!!!
可愛い。もう、ずっと可愛い。
映画見てきました。歩いてではなく、車で。ちゃんと。
中国で人気のアニメ作品で、最初は字幕で上映されていたのですが、吹き替え版が始まり、そちらを見てまいりました。
何が可愛いって、もう全部可愛い。線が太めの絵が、幼さとか安心感とかを与えてくれるのに、アクションシーンがめちゃくちゃカッコよくて、動く動く。ものすごく動く。
背景や水とか火とか、美しい。
そんでもって、泣ける。
主要キャラクターはもう呼吸するのと同じくらい当然な感じで好きになる。
作品紹介の文章中には出てきていませんが、ロジュという心優しい青年がおりまして、彼も、とても、良かった。
というか、ロジュの吹き替えを担当された松岡禎丞さんの演技が、セリフは多くないとおっしゃっていたのですが、その多くない中で私に刺さりました。心が、うぐぅ……っ!、ってなる。
他のキャラクターも漏れなく好きになりました。キュウ爺とか館長とかも。最高。
えっ、うわ、待って、やだ、サイトのタブ、小黒、可愛い。
誰一人として嫌いなキャラに成り得なくて、ずっとこの作品に浸っていたくて、普段は音楽とかかけちゃう車内ですが、帰り道は無音で帰りました(笑)
是非、見てみてください。
こちらは映画を見に行った後に見ていただきたいホッコリする動画です。
映画を見る前に見てしまうと、変なイメージがつきそうなので(悪い意味も他意もありません)、純粋に映画を見た後でお楽しみいただきたい動画です。
映画制作者さんたちの、なんていうか、解き放たれた
「映画が出来たぞ~~~~」
「大変だった~~~~」
「マジ大変だった~~~~~」
「完成した~~~~~」
「ああああ~~~~~~~」
という叫びと、作品内では見られない方にゆるゆるのキャラクターたちの動く絵が見られます。
ぜひ、見てほしい。
ぜひ。
鬼滅の刃を見てからでもいいから。
これは まごうことなき癒し!!!!