推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

マサラタウンの草むらでずっとコラッタと戯れていたい

お疲れ様です。

 

 

私事ですが(いつもか)、先日誕生日を迎えました。

ありがとうございます、ありがとうございます。

 

また何の成長もしないままに1年が過ぎてしまいました。

とはいえ、ちゃんと元気に健康で今まで生きてきていることは、何物にも代えられないものだと思うので、喜びや誇らしさを感じているのも確かです。

 

今年も周りの人たちに感謝の1年でした。

 

 

振り返れば成長こそないものの、今年は色々あった気がします。

 

職場が無くなったし、そこから失業手当とかの手続きをして、ハローワークに行き、「シティーボーイになる!」と都会へ旅立った同期を見送り、職を探し、再就職が決まったところを「ここじゃ生きていけねぇ!!」と数か月で退職し、そして新しい働き方の形をもってしてお賃金をもらうようになりました。

 

正社員じゃないって、とても気楽。

 

このブログを始められたこと、続けられていることも大きなことです。

今日は何を書こうかなと思って日々を過ごしていると、気が付くと「何か愉快なことはないかなぁ、楽しいことはないかなぁ」と素敵なものを探しているような感じがします。

1人だったら「まったくもう!」と怒って終わってしまいそうなことも、聞いてくださる、読んでくださる方がいると思うと、無理矢理でもなく明るい方向に気持ちが向いていきます。

だいたい自分の中で笑い話で完結することができる幸せがあります。

 

 

読んでくださっている皆様のおかげでございます。

 

 

 

 

職場の先輩たちからも「おめでとう」と言っていただけました。

 

ある方は

 

「ようこそ、私たちの世界へ……」

 

と両腕を広げて迎え入れてくれましたし、ある方は

 

「30代はね、楽しいことしかないらしいからね」

 

と言ってくれました。

これに関しては不敵な笑みを浮かべてらっしゃったので、もしかしたら「楽しいことはないらしいからね」の聞き間違いかもしれなくて、むしろ聞き間違いの線が色濃いのですが、だとしてもそう言う先輩方は楽しそうで、なんだか眩しくて、不安を感じるどころか、そうか、私が今から進んでいくこれからを、もう周りの人たちは先に歩いているんだもんな、と思うと、むしろ安心感すら覚えてしまうくらいでした。

 

有難い限りです。

 

 

歳取ってくると「おめでとう」って感じじゃなくなるけどね、という言葉も耳にします。

私はあんまりそうは思っていなくて、歳って結局生きている年数のカウントでしかなくて。

自分を情けなく感じたり、嫌だなぁと思ったりするのは、数字に見合わない自分だったり、あの頃想像していた大人ってやつとは掛け離れているじゃないかwww という理想と自分との差だったりするんだと思う。

 

30年ってこんなもんかよwって確かに思う(笑)

 

しゃーなし。もう戻れないし。

毎日の中に素敵なことを探せるみたいに、1年を振り返って、あんなことしたな、こんなことあったな、って思い出して、その中に無理矢理自分が出来るようになったことを見つけていくしかない。

 

脳内がお花畑だとな、前向きに考えるのが得意になるんだ!!

 

 

さっさと数か月で止めてしまった職に関しても、学んだことはゼロではない。恐らくご迷惑しかかけなかっただろうに、私の方ばかり得るものがあって、申し訳ない限りなんですけれども、今の仕事にもちゃんと役立つものがあります。

 

去年の私は、エクセルのショートカットをいくつか使いこなせるようになりましたしね!!!

 

 

Ctrlキー + C でコピー

Vで張り付け

Xは切り取り

Aは全選択

Sは上書き保存

Zは一つ戻る

Yはやり直し

「れ」は今日の日付だし

「け」は時間

 

元々知ってたり、使ってたりしたものはあったけど、スムーズに使えるようになりました。

一番感動だったのは、F2で名前の変更ができること。あと、エクセルでセルをダブルクリックしないでもF2を押すだけで文字を書き加えられるんだ……。

 

知っている人には何てことない知識だとは思うんですけど、感動でした。

他にもいろいろ。知らなかったことを知れて楽しい1年でした。

 

 

これからも日々の感謝と幸せ、その有難さを忘れず、全力で出来る限りのものから「楽しい」を得られますよう、のんびり生きていきたい。

 

お付き合いの程、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

さて、そんなタイミングで職場の方にお借りしていた本。

嫌われる勇気

著者:岸見一郎 出版社:ダイヤモンド社

ISBNコード:9784478025819

ベストセラーを今更読んだ私です。しかもお借りして。

フロイトユングという二人の心理学者が目立つ中、実はもう一人いたんだよ、アドラーっていう人がね。という感じで始まる1冊。

悩みをかかえる青年と、アドラーの教えを説いてくれる哲人の対話で進む話です。アドラー心理学というものを主軸にしたゴリゴリの自己啓発本だと思っていたので、読みやすくてビックリしました。

人間の悩みは全て人間関係から成り立っていて、君が不満に思っていることは、君自身がそう望んでいるから今その形になっている。

出来ない言い訳を作り出して、動き出さないのは自分自身であると。だからなりたい自分になれないのだと。あまりに簡単にまとめていますが、アドラーさんはそんな感じのことを言っています。(合っていれば)

青年は自分自身を嫌っていて、周りを羨んだり疎んだりしています。アドラーさんの教えをうまく受け入れられずにいる。そこから哲人と会話を重ね、どのように気持ちが変わっていくのか。

 

30歳という切りのいい数字を迎えた今、やはり私も自分が出来ないと思っていることに向き合わなくてはいけないのかもしれません。

 

恋愛ですね。

 

ただ、青年と大きく違う事は、私は今の私が嫌いではないという事です。

不満はないが、そろそろ目を逸らし続けるわけにはいかないのか、逸らしていていいのか(笑)

 

不満は向上心の現れやもんな。

 

成長、しなくちゃいけないのかなぁ……。

 

 

「時間」は1年で容赦なく人間の数字的なレベルを上げてくる、ということを最近知りました。待ってくれないのね、残酷よ。

武器は木の棒のままなのに、新しい強い敵がいる階層へと勝手に送り出されている。

 

 

正直な気持ち、全然、無い。

そういう気持ち。

 

ただ生きている姿を誰かに見られている以上は、なにかやってる風の顔をしておいた方が生きやすいんだろうな、ということは分かる。

 

誕生日を迎えて早々、だらけ切った思考を垂れ流してしまった。

 

 

やりたいことには前向きです。

それは間違いありません。

 

今年の目標は、

今年もとにかく元気に!

そして買ってきた食料を無駄にしない!です!

 

 

エコな人間に、俺はなる!!!!!!