推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

身体を動かさない趣味でも健康な方がいい。

お疲れ様です。

 

 

突然ですが、私にはずっと苦手なことがあります。

 

いや、すでにこのブログ内で同じ導入の日記を3回ほど書いているような気もするので、ええと、じゃあ、苦手な話、第四弾、ということで。

 

 

『お昼ご飯を食べる時間が下手くそ』問題です。

 

 

仕事の日や、誰かと一緒にいる日はいい。

誰かしら「お腹すいたなぁ」とか「昼休憩の時間ですよー」とか言ってもらえるから、タイミングも何も、その時にご飯を食べればいいのだ。

 

問題は、家に一人の日である。

 

私は引きこもりがち。出不精。家から出ない。

 

つまりほとんどの休日、お昼のご飯チャレンジに失敗しているということになる。

 

 

 

「あれ、3時じゃん」

 

 

 

これは私が休日の3時ごろによく使う独り言です。

 

気が付くと3時。

いつもそう。あの子たちったら、私に内緒で12時をやり過ごしているのよ?

いやだわもう、お誘いしてくださればいいのに。

(あの子たち=時間の概念的なもの)

 

お昼ごろにお腹が空いているような気もするんだけど、それでも何故か気が付くといつも3時。

 

 

えー? どうする? 今からお昼ご飯食べるー?

 

んー、そうだなぁ……。どうしよっかぁ……。

 

 

いつも彼はそう、一緒に考えるふりをしてめんどくさがって、絶対すぐには動かないの。(彼=その時の私の肉体)

さっさと動かないと、もう夕方はすぐそこまで来ているというのに。

 

 

 

4時ごろに本格的にお腹が空いてきて、突然思い立って何かを作り始める。

思い立った時に動くのが一番いい。誰も抵抗しないから。

 

で、出来上がったら、お腹が空いているのですぐに食べる。

いただきます、と手を合わせて、時計を見る。

 

 

「あれ、まだ5時じゃん」

 

 

これは私が休日の5時ごろによく使う独り言です。

 

晩ご飯はっや。

食べ終わって6時。

 

晩ご飯はっや。

 

夜が長い。

 

お腹がすく。

 

でも、これは私が悪いのだから、と空腹感を戒めのようにとらえて、そのまま放っておく。

 

朝、お腹が空いて起きる。

空腹感に生きていることを実感しつつ、ガタガタの生活リズムを思い出して、ちゃんとした大人としては死んでいることを把握する。

 

ずっと死んでいる。

知っている。

 

 

 

本屋で働いていたころ、私の休憩時間はいつも3時~5時ごろだった。他のスタッフさんから順番に休憩を回して、社員である私に回ってくる時間はそれくらいになるのが常だった。

 

3時頃にならないとご飯を食べる気にならないのは、書店時代のリズムのせいだ。

 

……と、ずっと思っていた。

 

 

最近お昼を過ぎていることに気がついて、明確に「めんどくさいな」と思う自分に遭遇してしまった。

 

全然、書店時代のリズムのせいでも何でもない。

 

思っていた以上に私が面倒くさがり屋だった。

とうとうバレちまった。

 

 

そんなお前でも一生ついていくぜ。

 

 

 そしてこれは続きを書いてほしい小説。

罪人よやすらかに眠れ(角川文庫)

著者:石持浅海 出版社:KADOKAWA

ISBNコード:9784041068946

北海道札幌市にある大きな屋敷。公園と同じ名の表札を掲げるその建物には、さまざまな境遇の人間が吸い寄せられていく……。

この屋敷に無意識に訪れる者は、みんな悩みや問題や謎をかかえています。屋敷の持ち主や使用人は不思議な雰囲気をまとっていて、親切なんだけれどどこか落ち着かない。

単行本発行時にはなかった短編も所収されているとのことなので、恐らくもう続編は出ないのでしょうが、それでも私は待ちたい。

屋敷の謎を、この不思議な雰囲気の正体を教えてくれ、頼む、気になって朝までしかぐっすり眠れないんだ。

 

 

ただの健康体。

食事の時間がぐちゃぐちゃでも元気です。

 

小説や漫画やアニメなど自分が好きなことを楽しめる身体を維持したいですね。

生活リズムについて、今一度考え直さないと駄目だよなぁ……。