推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

くるぶし暑そう、可哀想。

お疲れ様です。

 

 

職場が変わった時、とうとうオフィスカジュアルが我が家にも導入されることになったので、服を買いに行きました。

今まで汚れてもいいような、埃まみれになってもいいような服で働いてきた人間に、果たして毎日恰好だけとはいえ小綺麗な印象を作って出勤するということができるのか?!

 

などと考えておりましたが、ギリギリセーフな形までは持っていけるようで、何とか出勤にこぎつけております。たぶんギリギリです。

 

ギリギリでもセーフはセーフじゃい。

 

胸は張らんが、卑下もいたしませぬ。ルール違反は駄目なので、その会社にあったオフィスカジュアルの正解というかボーダーはちゃんと守っていきたいですが。

ありがとう、ネット情報。

 

何にせよ、服って難しい。

もう少し広い意味で言うならば、ファッションって難しい。

 

 

私はロング丈が好きです。何故か「ボトム」とか言うの照れる。

あ、「ボトムス」ですか?

すいません。

 

 

仕事用の服を探しに行くとはいえ、可愛い服を見るとやっぱり手に取ってしまう。

ロング丈の可愛いものを見つけると、気になってしまう。

 

 

手に取る。

 

鏡の前で自分の身体に当ててみる。

 

可愛い。

 

裾が床につきそう。

 

私の足の丈が足りない。

 

 

ロング丈が好きなのに、大体のものが長い。

違う、私が短い。

 

圧倒的に私が短い。

 

 

そのために踵のあるサンダルを買う予定です。

足りないものは足せばいいわけですから。大丈夫です。

そのロング丈、履けるよ。

(その代わり、履き物を脱いだ時に裾を踏みつけないように気をつけねば大事故が起こりますので注意)

 

 

母と一緒に買い物に行っていたのですが、

「そういえばこの間買ったパンツ、もらってくれん?」

と言う。まだ履いていないんだけど、今後も履く予定がなくなったらしい。

仕事用に使えそうな紺色のパンツで、サイズがあえば是非、と見せてもらうことになった。

 

履く。

 

測ったかのようにピッタリ。

長さも、足の甲に少しかかるかかからないかくらいで、本当にピッタリ。ストレッチが効いていて、座り仕事をしていても窮屈に感じなさそうだし、歩くのもすごく楽そう。

ユニクロのパンツだという。

 

 

……ユニクロ

 

 

ハッとする。

 

 

さては……と付きっぱなしになっているタグを見る。

予想通り、果たしてそこには「アンクル丈」の文字があった。

 

 

 

圧倒的に私が短い。

 

 

 

そう何回も突きつけられなくったって分かっている、自覚があります、強めの自覚が。

 

足が短いかどうかはあまり考えたことがないのですが(短いのでしょう)、どちらかと言えば、腰回りにサイズを合わせた結果、丈の方を後回しにせざるを得ない、ということです。

 

私の世界にはアンクル丈なんて存在しない。

 

足が長い人もたぶん、普通の長さじゃ足りない、ウエストがゆるゆるになってしまう、くるぶしがいつも寒そうにしている、なんていうお困りごとがあると思う。

 

平均って、平均っていうだけで、なかなかそこのサイズに合う人って、どうなんだろう、平均体系の人ってホントにそんなにいるかな?

……そりゃいるよね、じゃないと丈を直さないといけない人だらけのサイズ展開なんて下手くそすぎるよね。手間すごいかかる。

 

 

アンクル丈に想いを馳せる日々は続きそうです。

 

 

君の想い出をください、と天使は言った(角川文庫)

著者:辻堂ゆめ 出版社:KADOKAWA

ISBNコード:9784041078662

悪性の脳腫瘍で病院に運ばれた夕夏。夜中に泣いていると謎の男が現れ「大切なものと引き換えに命を助ける」と持ち掛けられる。翌朝、腫瘍は良性に変わっていたが夕夏からはここ2年間の記憶が消えていて……。

目が覚めた夕夏は命が助かり、記憶を失っていることに気が付く。その記憶が自分の大切なものだったのかと思うも、それがどんな2年間だったのかは全然思い出すことができず、という感じです。

この謎の男、自分のことを悪魔だと言うのですが、彼の服装が、とてもシンプルで、たぶんよく似合っていてカッコいいんです。表紙の感じ。黒。

 

カバーイラストはajimitaさんです。線や色が優しくて淡くて繊細で美しい。

 

辻堂ゆめさんの文章は私にはとても読みやすくて、ミステリなんだけど恋愛部分との割合がちょうどいい。

以前にご紹介したと思うんですが、『いなくなった私へ』(宝島社文庫)も恋愛要素の入り方が好きです

 

 

 

 

 

シンプルな服が似合う人になりたい。

色の組み合わせとか、考えなくて済むんだったら楽そう。

 

まずは丈ですよね、もう背は伸びないとして、そうなると腰回りを細くするしかない、のか。

丈のお直しをしなくとも、いつか我がくるぶしに陽の目を見せてやりたい。

 

夏のお嬢さん、ロング丈がとっても似合うよ、ってくるぶしに言ってやりたい。

(この場合の「夏のお嬢さん」はくるぶしを指します)

 

私のくるぶしは私にしか助けてやれないのだから。

 

待ってて、くるぶし!!

 

 

それでは!!!!!!!