推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

見たら分かる可愛さなのさ

お疲れ様です。

 

 

先日仕事からの帰り道、涼しい風が吹いていたので、一緒に歩いていた人に「全然夏らしくないですねー」と話しかけたら、「まあ、まだ6月ですもんね」と言われ、初めて自分がもう夏真っ盛りだと思っていることに気が付きました。

 

本番はこれから、とのことです。

 

現場からは以上です。

 

 

 

ただいまのお仕事ですが、事務職についております。ありがたくもご縁をいただいて、何とか働いてお賃金をいただいています。

書店時代の店長に、お仕事見つかりました、とご報告したところ、

 

えらい。

頑張ってる。

これはポテチも甘いものも買っていい。

ご褒美を買いに行かなくちゃね。

 

というとんでもなく優しい上に、自分を甘やかしていいという御導きまでくださいまして、私は次の日の仕事終わりにシュークリームの売り場の前で、どれにしようかとウキウキして悩むことが出来ました。

 

帰ってすぐ、ご飯の前にうっかり食べてしまったシュークリームはとても甘くて、しかし微妙に温くて、お風呂上りまで冷蔵庫に入れておけばよかったぜ……と少し後悔しました。

次にシュークリームを買った時はしっかり冷やして、本当はもっともっと美味しいはずのシュークリームに失礼のないように粛々とした態度で頂きたいと思います。

 

シュークリームをいただくのに勢いで口に入れるなどあってはならないことだと私は学んだのであります。

 

 

で。

 

今まで事務仕事なんてほとんどしてこなかったので、パソコンはオタクの嗜みと

でも言うようにブラインドタッチみたいなものができるのですが、あまり自信がない。

我流だし、たぶんビジネスシーンと、こうして文章を打つだけのものとでは、使うキーも違えば知らないシステムや操作方法があるので、役に立つスキルを今現在持ち合わせているかと言えば、首をひねるほかない。

 

何とかもう少し早く仕事ができるようにならないかなー、と思っていた先日の私が本屋に行きますと、可愛い1冊が並んでおりました。

 

猫が教えるショートカットキー150

著者:宮本朱美 絵:七海ときな

出版社:インプレス

ISBNコード:9784295008514

猫さんたちが教えてくれるショートカットキー集。見やすく可愛い。

注目してほしいのは、表紙の説明文なんですけれども

 

 

「猫が言うから素直に聞ける」

 

 

猫さんに対する信頼、エネルギーがすごい。

 

 

猫さんは偉大。

 

 

いやいや、こちらも大人ですから? 誰に教えられようと、そりゃ素直に聞きますよ? ええ。

などと思ってはいたのだけど、気が付けば猫さんたちに癒されていました。

猫さんの可愛いイラストに噴き出しが付いていて、ショートカットキーについての説明を彼らがしてくれているていで話が進むわけです。

 

たぶん人にものを教えてもらう時って、素直に聞いて受け入れられる人でも

 

「これはこうするんだよ」

「分かりました」

「これはこうするんだよ」

「分かりました」

 

の繰り返しだと、最初一つ目のアドバイスを受けた時の気持ちをずっと保つのはちょっと疲れる、というか、しんどいものがあると思う。

苛立ちとか、そういうことじゃなくて、そのやり取りの繰り返しが上手く頭に入ってこなくなってくるというか。

 

猫さんに教えてもらえるので、すごいですよ、なんだか微笑みながら読んでしますよ。おやおや、不思議ですね。

 

もし、例えば何度も同じ作業をしている、マウスを動かすのが面倒、遅い、もっと早くやれる方法があるはず、という方がみえましたら、こちらはオススメです。

こんなカジュアルなやつじゃなくて、しっかりしたものの方がいい、という方もいらっしゃるでしょうが、これは何というか、肩の力が抜けていいですよ、絵も可愛いし。

 

たぶんシュリンクかけられるタイプの本ではないし、ぜひ本屋さんに行った時に中身覗いてみてください。

 

 

そいでは!