推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

皆さんの器の大きさに感謝して眠れ。

お疲れ様です。

 

けっこう前になりますが、私の大好きな伯母がよくブックカバーをプレゼントしてくれていた話をしました。(2/24の日記より)

自分の好きなものを周りに伝えておくと「これ好きだよね」とプレゼントされやすい、という話を聞いたことがありますが、典型的なそれだったのかなと思います。

例えば「キティちゃんが好きなんだよね」と日頃から口にしておけば関連のものが贈り物に選ばれやすい、とか。

そう考えると、アピールしておく方が選んでくれる方のためにもいいのかもしれない。私はよく「何を選べばいいか分からん」と友人から言われます。いつも悩ませてごめんね。友人は「いやぁ、プレゼント送るのってこっちの自己満足だから」と言ってくれる優しい人です。

 

この「プレゼント悩ませる問題」は遺伝的なものかもしれない、と最近考えるようになりました。

 

というのも私、母にプレゼント選ぶとき、すごく悩む(笑)

 

彼女は何が好きなんだろうか。女性が貰って嬉しいイメージが根強いお花などは喜ばない人で(綺麗だとか可愛いとか感じる心はあります)、いつも何を送ろうかなと考えては、結局何とも言えないものを渡して、自己満足のみで終わる。

友人が言うようにプレゼントは『自己満足』で間違いないのだろうけど、一度くらい「これ欲しかったやつだ!!!」と正解を当てたような反応が欲しいと思っても、どうか許してほしい。

 

欲しいでしょ、人間だもの。

 

心が弱い……。

 

さりげなく人の心を救う存在がうらやま……カッコいい。

町田くんの世界(マーガレットコミックス)

著者:安藤ゆき 出版社:集英社

ISBNコード:9784088440378

物静かでメガネ。そんな外見とは裏腹に成績は中の下。アナログ人間で不器用。なのに運動神経は見た目どおりの町田くん。

人を愛し、愛されるということが心にしみます。ちゃんと周りの人を見て、さりげなく且つしっかりと関わっていく町田くん。すごくカッコいいんです。

近くにいる人を煩わしく感じない、というのはすごく難しい事だと思います。なんだか最近とくに上手な人との優しい付き合い方や距離感に憧れるというか、そうあるべきだよな、というか、簡単に出来ることじゃないと分かっているはずなのに、安易に羨ましく思ってしまいます。

フィクションなら読者のその感情を受け止めてくれる、という安心感も相まって、今この世界が大変な時に読みたくなります。ぜひ。

 

 

去年のプレゼントは何をあげたっけな? と頑張って思い出した。

 

ううん。

ああ……

 

 

 

アボカド柄のマスキングテープ だったわ。

 

 

 

あとは……

 

 

 

つくし柄のマスキングテープだったわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

これは酷い( ˘ω˘ )

母は「可愛い」と喜んでくれました。

 

……サンキュー、マイマザー、愛してる。

 

それでは。