推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

長所と短所は紙一重と言えども、何事にも限度はあるってのは知ってる

お疲れ様です。

 

最近、目が悪くなった気がします。元々メガネでしたが、なんだかもう、見えない。

夜は特にテレビが見えないので、視力が、というよりも疲れ目による目のかすみだったり、ピントを合わせる力が残っていなかったりするのだろうなあ、というところです。

災害時とか、例えばメガネが壊れたりしていたら、もうほとんど何も見えないし、役に立たない人間になってしまうので、メガネ大事。とても大事。

目が見えるということは本当に大切。

 

目が良い人を国は保護すべき。

 

尊敬している。生まれてからその視力をずっと保っていることに。もちろん遺伝的なものもあるから抗えないこともあるかもしれないけど、スマホ、パソコンと目を酷使することが当たり前みたいなこの世界で、本当にすごい事だと思う。国宝。

あと、読書もか。インドアの人間は目を喜んで使いすぎ。

 

遠くを見るといいよ、と聞いたことがある。ピントを遠くのものに合わせることで、見るための筋肉が鍛えられるとかなんとか、正しくは違うかもしれないけど、近くのものばかり見ていると、確かに衰えそうではある。

 

男子校出身の某お笑い芸人さんが「隣の女子高の女子を見るために、いつも窓から目を凝らしていたら視力が上がった」という話をしていた。

若さもあるかもしれないけれど、凄いエピソード。それだけの熱量を持てば、今からでも視力回復できるだろうか。いつかの誰かのため、自分のため、頑張ってみようかしら、メガネもコンタクトレンズもいつも手元にあるとは限らないし……と思いつつ引きこもり生活を楽しんでいる。全然遠く見てへん。

 

ちなみにメガネ必須の方たちの化粧事情をお伺いしたら、メガネをかけないと鏡に映った自分の顔がほとんど見えないので、勘で顔を作っている、とのこと。もしくは鏡とゼロ距離(笑)

えー!私もー!一緒!(笑)

 

 

でもさ、あれじゃん、私たち遠くのものは見えなくてもさ、妄想が得意だからさ、ほら、見えないモノが見えてるよ。いつだって何かしら見てる。それ即ち最強では? ずっと見えないモノを見ようとして望遠鏡、もとい何もない空間を覗き込んでる。

そうよ、いつだって私たち夢を見ているのよ。なんだって見えるはず。毎日鍛えてるから、妄想力もどんどん強くなってる。

 

見えていないのは現実だけよ。

 

……笑えないぜ!!!!!!!!!!

 

盲目系女子

あげくの果てのカノンビッグコミックス

著者:米代恭 出版社:小学館

ISBNコード:9784091875907(1巻)

世界が崩壊しても、片想いは終わらない。高月(こうづき)かのん、23歳。 高校時代からストーカー的に想いを寄せる境(さかい)先輩と、アルバイト先の喫茶店で再会を果たす。でも、いけない。先輩は世界の英雄で、そして他の人のモノだから。

押見修造(漫画家)、驚嘆。志村貴子(漫画家)、恐怖。村田沙耶香(小説家)、絶賛。」の帯が付いた漫画に「何事だ?????」と驚いたのを覚えています。 

先輩に対する大きすぎる愛。そのアブノーマルな部分を読者が受け入れられるかどうか、なんていうのが気にならないほどのストーリーの勢い。このヒロインがなあ、とか言ってる場合じゃない、続きを読まないと、だってこれ、どうなるのこの先????? 次の巻に手が勝手に伸びます。既に完結しているので、まとめて買えばノンストップで最後まで読めます。最高じゃん。

それにしてもここまで一人の人間に愛を捧げられるカノンちゃんはある意味すごいよな。絵も可愛いです。1巻の表紙の色合いがすごく好きです。綺麗な青空に、ビビットなピンクの文字が映えて。

その時働いていた店舗の店長に、「お貸しするので感想をぜひ聞かせてほしい!!」と押し付けた漫画です。めんどくさい奴で申し訳ない。

 

 

どんなことにも良し悪しがあると思っているけれど、現実が見えない大人の良いところ探しはなかなか難しいよな。

強いて言うなら、「毎日楽しそう」ってところかな。

 

うむ! それではまた!(いい笑顔で)