推しを推す、そして万物に感謝する。

元書店員。日常のオススメやアレコレの話を。

地球は何に侵略されるか

お疲れ様です。

 

今度、友人のお祝い事に出席させていただく予定だったのですが、コロナのやつのせいで中止になりました。

友人のお祝いをすることが「不要不急の外出」に含まれるのか、と考えると切ない気持ちになりますが、感染者が出てしまったときに一番後悔したり嫌な気持ちになるのは友人たちだものな、と思うと仕方のないことです。

また別の機会に、必ず祝いたい。

 

皆さんも、やりたかったこと、行きたかった場所、色んな楽しみが中止や延期になっているかもしれませんが、次のチャンスに向けて身体の調子整えておきましょうね。

絶対楽しい事、してやりましょうね。

 

しかし……

コロナも出てきて早々ずっと嫌われて、あいつハート強すぎ。

まだ盛り上がるつもりかい。

9日間生き続けるってニュースで聞いたけど、気が長すぎないかい。

何がしたいのか言ってごらん。

 

いや、願望を語りかけられたら、、めちゃくちゃ怖いよな……

 

結論。

近付かないでほしい。

 

ウイルスっていう肉眼には見えないものに生活が脅かされるって、なんだか悔しい。理不尽、だよね? 違うのかな、なんか因果応報だぜ、と思っている何か大きな存在とかもあるのかな、神様見てる? どうですか? 人間のせいですか?

 

 

目に見えるものに脅かされるのも、もちろん怖い。

f:id:kurikobook:20200307221150j:plain

海辺のキュー(ヒーローズコミックス)

著者:背川昇 出版社:小学館クリエイティブ

9784864686990

スマホを持っていないことを友人にからかわれた千穂は、海岸で謎の生物と出会う。犬、じゃなさそう。コッソリ飼うことにして、『キュー』と名付けるが……。

購入した時の帯に「中学生×エイリアンのほのぼのライフ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」って書いてあったんですけど、私はただならぬ恐怖をキューに対して抱いている……みんなは怖くないのか……? 私だけなのか……? このビックリマークの数が不安を煽る。

大きな目が可愛くて怖い。鳴き声も仕草も可愛くて、怖い。絶妙な可愛さと怖さがあって、おい、今後この町は大丈夫なのか、と心配になる。

可愛い絵柄で油断させて、私たちの脳にも侵略してくるんじゃないのか。

 

朝日を浴びて目覚めが気持ちいいと思っていたら、実はキューに食われていたらしい、なんてこともあるかもしれない。

 

可愛さが先行して、怖さがじわじわやってくる、なんてことはなくて、可愛さも怖さも私に同時に向かってくる作品です。

この町の最後を私は見届けたい。

 

 

 皆さん、何に脅かされることもなく、健康でいようね。

頑張ろうね。

 

何が近付いてくるのか、分からずにいるけれど。