はじめてのAmong Us動画
お疲れ様です。
オススメしていただいた動画がとても面白かった。
ので、私もオススメします。
【AmongUs】第二回大集合!!エヴァキャラでアモアス【LIVE】 - YouTube
Among Usの動画を始めて拝見した。
ゲームとしてのシステムも面白かったし、エヴァをほとんど履修していない人間なのだけれど、そんな私でも分かる。
声がめちゃくちゃ似てる。
感動するレベルで。
さすがエヴァ。私でも声を知っている。
Among Usとは。
4人から10人で遊べる宇宙(宇宙船?)を舞台にしたオンラインゲーム。
人狼系ゲーム、という説明で分かる人には分かるのかもしれない。
私は人狼も詳しく知らなくて、嘘つきを会話で見つけ出すゲームみたいなものだと思ってるんだけれど、そんな認識の薄さでも、動画を見ていくとルールは大体分かった。
面白かった。
プレイヤーは二つの陣営に分かれる。
・クルー(乗組員)
・インポスター(詐欺師)
クルー陣営の勝利条件
・宇宙船の中でタスクと呼ばれるお仕事を全てこなす
・インポスター陣営を全員追放する
インポスター陣営の勝利条件
・クルーがタスクを全てこなす前に、彼らを殺害していき、クルー陣営と同数になる
・妨害タスクを発生させて、クルーがそれを制限時間内に完了させられなかったとき
絵柄はとても可愛い。マジックペンで書かれたような太めの線でデザインされた宇宙服、たいそう可愛い。
が、秘密裏に殺人が行われるという「可愛い~」と言ってはいられない設定ではある。
クルーが殺害されると、死体が残る。
死体を発見すると、クルーは『通報』して全員に伝えることができる。
通報すると、その段階で生きているプレイヤーたちで会話が出来る『追放投票パート』に切り替わる。
ここで、
「誰が犯人だと思う?」
という話し合いが行われる。
ここで犯人だと思う人をプレイヤーたちが上げて、一番票が多く集まったプレイヤーは追放される。
クルーだろうと、インポスターだろうと、投票結果によって退場させられてしまうのだ。
誰にも見られないようにインポスターはクルーを殺害しなくてはいけないのだけれど、みんなマップ内をタスクのために歩きまわっているし、お互い誰がどこにいたのかを視認したりする(あの時誰とどこですれ違ったか、など)。
その時の位置情報などによって、誰がインポスターかを推理していく。
タスクをこなしていくクルーの中で、どうやらそれが目的じゃない動きをしているやつがいるぞ、となると、そのプレイヤーはインポスターとして疑われる。
ので、あからさまには動けない。
宇宙船内の電気が消えて視界が悪くなったり、監視カメラが見られる場所があったり、会話できるパートで嘘をついたり、その嘘が嘘だと知っている人がたまたまいればすぐにバレたり、ほんの少しのタイミングのズレで一気に状況が変わる。
投票によって追放されたプレイヤーがインポスターだとは限らない。
最初の設定でインポスターの数を決めるみたいだけれど、うっかりクルーを追放していたら、インポスターが残り一人だと思っていたら実はまだ二人いる、なんてこともある。
まだまだ色々、ある。
めちゃくちゃ面白い。
ゲーム下手なので、私がクルーで参加しても挙動が不審過ぎてすぐ疑われそう。
このゲーム性の面白さに、エヴァのキャラクターとしてのやり取りがつく。
疑心暗鬼になるキャラクターたち。
普通にご本人としてプレイしても面白いだろうに、そこにキャラクターの性格が乗っかってくるので、いや、シンジくんってそんなこと言うの? みたいなところで笑ってしまう。
たぶんエヴァをちゃんと知っている人ほど面白いのだろうと思う。
ぜひ、お時間あるときに見てみてください。
世に笑いを残せる人って素晴らしいな。
【AmongUs】大集合!エヴァキャラでアモアス【LIVE】 - YouTube
【AmongUs】天才参戦!!第三回エヴァキャラアモアス!【LIVE】 - YouTube
第二回が一番短いようです。
第三回まで、お楽しみください。
どうして本を読むのか。
お疲れ様です。
以前お話した私の職場の神様に、
「くりこさんはどうして本を読むの?」
と聞かれた。
読書の何が好きなの? という問いかけとは少し違う、本を読む理由そのもの。
うっかり「えっ、、、す、好きだから……?」と答えてしまったのですが、そんな言葉で自分自身も納得できるはずがなく、しばらく考えた。
ここから先、いつにもましてダラダラ考えます。
そこに本があるから
という答えでも充分な気もする。
外出した時に待ち時間が発生し、本をカバンに入れ忘れてしまったと気が付いたら、何をするかと言えば、周りに張られている広告の文字を読んだり、ペットボトルの文字を読んだり、とにかく読めるものを目が探していることは多い。
文字がそこにあるから読む、というのも、そういう意味では間違いじゃない気もする。
でも、本を読もうとして持ち歩いているわけだから、そこに本があるから、というのは可笑しい。
あるから……っていうか自分で持ってきとるやん、である。
本は『待ち時間』を生まないことに一役買っている。
私はほとんど何かを待ったことがない。待ち時間は読書時間になるからだ。
じゃあ、待ち時間を無くすためか、と問われれば、それは『本を持ち歩く理由』であって、読む理由ではない。
それに『待ち時間を無くすため』に本を持ち歩いているわけでもなく、時間が空いたら本が読める、空いた時間がもったいない、時間があるなら本を読まねば、という気持ちから持ち歩いているきらいがある。
時間があるなら本を読まねば、という感情は、焦燥である。
なにゆえ、そんなに焦っているか。
積読本が多いからである。
どんどん読んでいかないと買った本が無くならない、時間がいくらあっても足りない。面白い本は次から次へと出てくる、見つけてしまう、買ってしまう、だから読む、隙間時間をゼロにしてやらないと、絶対に時間が足りない。
つまり、面白い作品がどんどん出てくるから本を読む……?
本屋に行くから、本を買うから、本を読む……?
本屋に行かなければ、本を読まない……?
私は本を買わなかったら、本を読まないんだろうか。
読むために買ってるんだから、読みたいなら、買わないと、読めない、んだから、買うよな……?
本を読まない、という選択肢は無いような気がする。
読みたくて、買って、読んで、色んな感情が生まれて、それが楽しくて、嬉しい。
本を読むのは、好きだ。
でも、たまに、本を読まなければならない、っていう強迫観念みたいなものを感じるときもある。
食事に似ている。
食べるの好き。美味しいものは、より好き。
食事はちゃんと摂った方がいい、というのは分かっていて、でもうっかり面倒になって1食抜いた時に罪悪感のようなものが生まれる。
読書をしばらくしない期間があって、ああ最近読めてないな……という申し訳ない気持ちが、1食抜いてしまった時の罪悪感によく似ている、気がする。
自分が受け入れたものは、大切にしたい。
物も、人も、好きになったものなら。
ということなのかもしれない。
私は、本を一度受け入れたものだから、一度好きだと言ったものだから、読むのかもしれない。
それって純粋に好きってことなのかなぁ、なんだか義理のような、などと考えてしまいそうになりつつ、まぁ、それでもいいじゃないか、とも思う。
好きじゃなきゃいけない、なんて思ってないつもりだけど、行動や生まれる感情を省みると、そんな気もする。
どうしても離れられない関係、というのも、悪くないような(笑)
皆さんはどうして本を読むのでしょう。
明確に「○○だから」と言える方がいたら、その気持ちよい潔い理由を聞いてみたい。
私は職場の神様に、この気持ちを端的に伝えられそうにない。
食事に似ている
って言ったら、たぶん、生きていく上で必要不可欠なものという意味で捉えられてしまうだろう。
喜びもあるけど、反対の感情も生まれるときがある、
って、別に特別なことでもないか。
どんなに好きな事でも、たまに離れたくなることもあったり、最近やってないなぁって悪いことした気持ちになったり、誰にでもある気持ち、だと思ってるけど、どうなんだろう。
とにかく私は本が読みたい。
出来るかぎりずっと。
それで、所持したい欲もあるので、買って棚に並べたい。
並びも色々考えたい。
本っていいなぁ。
最高に好き。
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本屋さんで待ちあわせ(だいわ文庫)
著者:三浦しをん 出版社:大和書房
ISBNコード:9784479307419
他の人が何を読んで、何を感じているのかを読むのも好きです。
自分と違う視点での感想ってすごく新鮮で楽しい。作品の後ろにある、解説とかも好き。
ところで読書って、ストレスを軽減させるらしい。
さらに良いじゃないか。
読むっきゃないよね。
AX(伊坂幸太郎)、曖昧な『言葉』、『友人』について
お疲れ様です。
伊坂幸太郎さんの『AX アックス』を読んだ。
以下、少し内容に触れるので、1ミリもネタバレは許せない、という方は申し訳ない、とにかく面白かったのでお勧めしたいと強く伝えておく。
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AX アックス(角川文庫)
ISBNコード:9784041084427
「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克己もあきれるほどだ。夫が、父親がこんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない……。
伊坂さんは、殺し屋たちが中心になった話を何作か書いているのだけれど、今までは本当に殺し屋たちの殺したり殺されたり、一般人が巻き込まれたり、うわぁ、強い人間たちの攻防、裏の読み合い、現実には考えられないのに、どうしてこんなに現実味があって、そして殺伐としているのに、何故面白いんだろう、面白い、好き、と思いながら読んできた。
今回の『AX』が私は一番好きだ。
主人公『兜(かぶと)』は、凄腕の殺し屋で、界隈では有名人。そんな彼の怖いものは妻だ。
周りは「あの兜が、家でびくびく暮らしているのか」と笑うが、読み始めてすぐ、予想をはるかに超える恐妻家であることが発覚する。
普段は文房具メーカーの営業をしている会社員であるからして、基本的に殺し屋稼業として動くのは夜遅くになる。
「今から帰ってカップラーメンでも食べるのか?」と揶揄う同業者に対して、「馬鹿を言うな」と強めの声を出す彼はこう続ける。
「カップラーメンはな、意外にうるさいんだよ」
包装のビニール袋を破る音、蓋を開ける音、お湯を注ぐ音で妻が起きる、と心配している。夜遅くに起こされた妻の機嫌が悪くなるのではないかと緊張する。
おにぎりやバナナは、音はしないけれど、ダメ。
もしかしたら、妻がご飯を作っておいてくれているかもしれない(年に3回くらいはそういう事があるらしい)。その時に、手作りご飯を食べた後に、おにぎりやバナナを食べる気にはなれない。それらは日持ちがしないので、食べるタイミングが難しくなる。
そうなると、最終的に行きつくのは
魚肉ソーセージなんだ
と彼は真面目な顔で言う。
殺し屋と恐妻家というギャップ、というか、そもそも家庭を持っている殺し屋という設定。家庭での殺し屋の振る舞いなんて、そんなの考えたことなかったけれど、彼は本当に優しいお父さんなのだ。
職業が殺し屋なだけで、家族を想うお父さんの、奮闘記だった、と思う。
映画化してほしいような、してほしくないような、でも戦闘シーンは絶対カッコいい。見てみたい。動く兜さんを見てみたい。
彩度の低い画面で、攻防を繰り広げるシーンが思い描けそう。
伊坂さんの伏線のまき散らし方(その言い方どうよ)が好き。
ヒントがあって、別に謎解きしてくれって言われているわけじゃないけど、これはもしやって、ラストの映像を先走って想像してしまった時、それが、あ、絶対そうだ、きっとこれ、最後に来る、って確信を得てしまった時の、
気が付いたことによる気持ちよさと、
もう気が付かないままで読むことが出来ないという勿体なさと、
最高の展開だよな、って感嘆に喉がぎゅっと詰まる感じと、
それがどのミステリにも存在しているとして、その中でも伊坂さんのが好き。絶妙に、導いてくれる。
その感覚、クセになる。
ぜひ、読んでほしい。
殺し屋シリーズにハマらなかった人も、これは別物だと思って、ぜひ、読んでほしい。
途中、『友人』というものについて会話をするシーンがある。
古山高麗雄(ふるやまこまお)さんの実在する作品について触れていて、その中で「友人と知人の違いとは」という話が出てくる。
(引用の引用は御法度ですが、気軽なブログなので許していただきたく……、すいません)
「友人という言葉ほど曖昧なものはない」という作者の言葉が出て、それを読んで私は、やっぱりそうだよね!? と思った。
というのも、私自身も高校のころからずっと、皆の言う『友達』って一体なんだ……、と考えていた人間だからである。
決して、汚れなき眼(まなこ)で『友達ってなぁに?』と純粋に聞いているのでは、ない。
なぜそんな曖昧な言葉を互いの関係性を表す時に軽々しく使用できるのだ、という怯えから来ているものである。
私が勝手に、例えば高校のクラスメイトのAさんのことを『友人』だと思っているとして。
一人で思う分には、別に何の怯えもない。
けど、それをAさんが
『私たちって友達だよね?』と口にし、
『うん、もちろん』と受け入れた途端、
その『友達』という言葉の内容は曖昧なままで、二人の間で通じ合ったような気分になる。
本当はなんにも気を遣わなくてもいい気楽な関係性だったのに、突然名前が付くことによって、私は色々と考え始める。
分かっているような感じで頷いてしまったけど、友達として、応えられているだろうか、Aさんから求められていることはなんなんだろうか、共通の意識を持っているんだろうか、大丈夫か、とそわそわしてくる。
口にしなければ、個人で楽しんだり、嚙み締めたりする分には全然。ホントに。全然気にならない。
お互いが発した『友人』という言葉の内容が、ずれていたって構わない、気にしない、傷つかない、どう捉えられたって問題ない、それくらいの信頼があって、ようやく使える、と私は思ってしまう。
『友人』に限らず、言葉って本当に曖昧。
私は人が使う言葉の意味を、あまり信じていない。
信じていない、というのは違うか……つまり、そのまま聞いていいものか悩む。
そこに感情が乗っている限り、辞書通りの意味ではないと思うから。
でも悩んだところで分からないから、結局そのままの意味で捉えることにしている。
逐一聞くわけにもいかん。会話が進まなくなる。
でもコミュニケーションを取るうえで、私たちには言葉というツールが必要で、それがコミュニケーションの全てではなくても、かなりの割合を占めている。
だから使う。
曖昧でも使う。
ドキドキしながら使っている。
たぶん、ドキドキしながら使わなくても済むようになったら、少しの言葉のズレではきっと私たちの間に問題はよっぽど起きないだろうな、という安心感や安定感が生まれていると気が付いたら、その相手は私にとっての『友人』なのかもしれない。
(もちろん、親しき仲にも礼儀あり、という言葉を忘れてはならない)
そんな感じで人に対して言葉を使うことに怯える私が、関係性を言葉にせよ、と言われた時に言える最上級の表現は、
クラスメイトAちゃんと私の関係は「クラスメイトAちゃんと私」だよ〜
なんだと思う。
それ以上でも以下でもない、私と貴方が共にいることによって生まれる全てが、2人の関係性の全てなのだと、どんな言葉よりも曖昧かもしれないけど、これが一番正しいんじゃないかと思って仕方ない。
人の気持ちや心や曖昧なものを表す言葉は、辞書を引いてもちゃんとした意味は分からなくて、だから人が話す言葉は面白いし、楽しいし、怖いし、大切にしなくてはならないと思う。
たぶん、大切に出来てないんだよなぁ。
難しい。
言葉は結局、人の心そのものなんだと思ったら、本当に難しい。
『大切』も曖昧。
それでも大切にしたいと思うんだけれど。
……また何を言いたかったのか、分からなくなってしまった。
とにかく
AXはいいぞ!!
ぜひ!
あ、殺し屋シリーズもぜひ!
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ヒーローの声がする!10年越しの声だ!
お疲れ様です。
先日こちらで
「一人でカラオケに行って、一時間本気で歌って体力をものすごく消耗した」
という話をしました。
歌うのは好き。
家で、車の中で、マスクの下で、ふんふんと口ずさんでいることが多い。
実家まで車で一時間弱かかるのですが、歌って帰って若干声を枯らす、というのをよくやらかす。
良い子は真似しないで、喉だいじ。
上手いかどうかは置いておいて、カラオケが好きな人は、各々歌うと気持ちがいい歌、というのをお持ちかと思うのだけれど、私の場合は
大森玲子さんの『夢のマント』がそれに当たる。
真っすぐでとてもいい曲。
アニメ『ニャニがニャンだー ニャンダーかめん』のオープニングに使用されていた曲で、原作も、作詞も、アンパンマンの生みの親、やなせたかしさん。
主人公は、気弱でドジな小学生のネコの男の子。けれど、一たび誰かの「助けて!」の声を聞けば、ニャンダーかめんに変身して、その声の元に馳せ参じる。
ヒーローの歌って、「大丈夫だよ」「傍にいるよ」がいっぱい詰まっている。
「助けるのは当り前さ」という無償の愛、いや、生きとし生けるもの全てへの隔てない愛、裏切らない優しさ、希望、光、救い、そういうものが世界を包み込む感覚は、いつになっても心を温かくすると思う。
オススメ。
エンディング曲も可愛くて好きだったなぁ。
YouTubeで調べると、その頃のアニメの主題歌がわんさか出てきて、
う、うわあああ
と懐かしさの洪水に溺れてしまいそうになる。
クレヨン王国ね、ええ、ンパカンパカね、ええ、ええ。
『明日のナージャ』の主題歌も、よく歌ってた。
『東京ミュウミュウ』も、あっ、『サイボーグクロちゃん』だ! とか、ひとしきり一人で盛り上がれる。
オタクを名乗っていなかったころから、人類はアニメに夢中だから、本当に今まで生きてきた中のいたるところにアニメーションの記憶がある。
なんて素敵な世界なんだろう。
ちなみに私が「これはもうオタクを名乗れるわ」と思えるようになったのは、このアニメに出会った時だった。
TIGER & BUNNY(タイガー&バニー) (tigerandbunny.net)
2011年4月より放送された全25話のオリジナルアニメ。
アメコミ風のデザインが、当時私の中でとても新しく、まさかこんなに好きなアニメになるとは、見始めた時の私には知る由もない。
設定がとにかく面白かった。
都市シュテルンビルトは、様々な人種、民族、そして『NEXT』と呼ばれる特殊能力者が共存し、その『NEXT』能力を使って街の平和を守る『ヒーロー』が存在する街。
ヒーロー達は、スポンサーロゴを背負って、企業のイメージアップとヒーローポイントを獲得するため、事件解決や人命救助に奔走している。
その活躍の模様は人気番組『HERO TV』で中継されており、各々”キング・オブ・ヒーロー”を目指し、年間ランキングを争っている。
(公式サイト:世界観ページより)
主人公はベテランヒーローの虎徹さん。
企業の勤め人として上司には逆らえないが、人命救助の為であれば器物破損も気にしない。それ故に『賠償金』という言葉に怯える。
人気を博した時もあったが、現在は落ち目だと言われ、ヒーローカード(グッズ)も誰よりも売れ残る。
『人を助けたい』という心がデカすぎて、色々なんだかうまく行かないおじさん。
そんな彼が突然、期待のスーパールーキー(いけ好かない)であるバーナビーとコンビを組むよう指示される。
「コンビ組まないならクビだよ」という上司の言葉に、渋々頷いたものの、年齢差や考えの違いにもだもだイライラ……。
コミュニケーションを図ろうと歩み寄るも、「そういうのって必要ですか?」とクールに(少し小馬鹿にしたように)言われる始末。
ただの会社員の話みたい。
最近の若者に飲みニケーションという言葉が響かない……みたいな。
もっと話そうぜ、一緒に仕事するんだぜオレたち。
頑張ってコミュニケーション取ろうとしてるのに、全然 新入社員にその気がない。
オレが悪いのか? いや、そんなことはないはず、と思っていると、上司から「ちょっと、いい関係築けてないんじゃないの????」と責められる。
街で起きた事件解決に奔走する中で、だんだん二人の間に芽生えていく絆。
二人が反発しながらも悪に立ち向かっていくバディもの……。
キャラデザはあの桂正和さん!
スタイリッシュでクールでスマートでカッコいいキャラクターたち。
個性豊かで、こちらも注目。
アメコミっぽいコミカルな雰囲気。
どちらかと言えば働く会社員に刺さるアニメだった。
でも子供も見れる内容で。
親子で見てハマったという話もよく聞いた。
アニメ放送から、10年。
なんと、アニメ2期が、放送される。
10年。10年越しの2期。
ファンはみんなお祭り騒ぎだった。
おめでとう、おめでとう、楽しみです。
ああ、楽しみです。
……ああ、楽しみです。
この世界のスポンサーというのが、実は現実にある企業さんたちそのもので、キャラクターのヒーロースーツには見知った企業ロゴがたくさんプリントされている。
タイバニがイベントなどで盛り上がるたびに、現実世界のタイバニファンの企業さんたちが「わが社をスポンサーに……!」と手を上げる。
ツイッターで見るスポンサーアピール本当に面白いので、ぜひご覧ください。
そしてタイバニスポンサーになるとファンたちが、その企業様の株を上げたい……、と動き出す。
オタクは経済を回す、というのを目の当たりにする。
今勤めている職場で、タイバニと、なんかすればいいのに、
などと小さく思ったりしていますが、まぁ、ないのかな、なんかあれば私が楽しいのに(笑)
オススメ。
今から見ればちょうどいい。
2期に間に合う。
ぜひ。
ちなみに。
アニメの各話タイトルが英文なのですが、虎徹さんが次回予告の担当回は、彼が上手に英語を読めない、という、なんだ、可愛いな、おじさん可愛いな、と思わざるを得ない仕様になっているので、そちらもぜひ。
ああ、楽しみです。